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"スマート農業"に『求められること』と『技術・効果・ビジネス・市場・施策』の最新動向 (9/8セミナー)
セミナー9/8 "スマート農業"に『求められること』と『技術・効果・ビジネス・市場・施策』の最新動向


終了しました




スマート農業 に『求められること』と
『技術・効果・ビジネス・市場・施策』の最新動向

PDFパンフレット(セミナー「"スマート農業"に『求められること』と『技術・効果・ビジネス・市場・施策』の最新動向」)



 主 催


S&T出版株式会社

 日 時 ・ 場 所


日時:2015年9月8日(火) 10:15~16:30
会場:連合会館 4F 402会議室 (東京都千代田区神田駿河台3-2-11)

      →会場へのアクセス

 受 講 料 (税込)


49,800円(税込)  Eメール案内会員価格 47,300円 ※昼食・資料代を含む

  <1名様分の受講料で2名様まで受講できます。>
  ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
  ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。

  Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。

  →複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。

 講 師


【第1部】 若林 毅 氏 / 富士通(株) イノベーションビジネス本部 ソーシャルイノベーションビジネス統括部シニアディレクター

【略歴】
1983年 富士通株式会社の入社、金融業界向けソリューションビジネス推進に従事、
2007年 社長直下のプラットフォーム事業戦略プロジェクトに参画、
以降クラウドビジネス戦略企画などを担当し2011年よりソーシャルクラウド事業開発に従事

【主な社外委員】
内閣府・総合科学技術会議「地域資源戦略会議」
農林水産省「スマート農業の実現に向けた検討会」
農林水産省「情報工学との連携による農林水産分野の情報インフラ構築検討会」
農林水産省「知の集積と活用の場の構築に向けた検討会」


【第2部】 谷澤 孝欣 氏 / パナソニック(株) エコソリューションズ社 本社直轄部門 事業開発センター
                    アグリ事業推進グループ 主幹


【略歴】
1998年 鹿児島大学大学院修了
同 年 松下電工株式会社 入社
在学中は情報工学を専攻。コンピューターグラフィックスの研究を行う。
松下電工(株)(現、パナソニック(株))に入社し、マッサージチェアの商品開発を担当。マイコン開発を中心とした制御アルゴリズムの構築を推進。
2011年より、アグリエンジニアリング事業化プロジェクトにて企画・開発を担当。
2014年に市販の農業用資材の「最適配置設計」と、自然の力を活用する「パッシブ環境制御システム」とを融合することにより、局所環境制御を実現した「パッシブハウス型農業プラント」を開発し、農産物の生産効率の向上と生産者負担の軽減を図る「アグリエンジニアリング事業」に参入すると発表。



【第3部】 菊池 務 氏 / トライポッドワークス(株) 代表取締役常務

【略歴】
1985年 国立岩手大学農学部農業機械学科卒業
1985年 NEC系ソフトウェア開発会社に入社
     国際宇宙ステーション(ISS) NASA-NASDA TCP/IPネットワークアーキテクチャ他
2006年 トライポッドワークス株式会社 代表取締役常務就任(現職)
2010年 東北大学大学院工学研究科情報知能システム研究センター 特任教授(現職)
     画像処理:「位相限定相関法による画像処理の品質検査応用研究」
     東北スマートアグリカルチャー研究会副会長「農業ITシステム」

【研究分野】
・組込みシステムにおけるデータベース
・センサーネットワークシステム
・画像処理(マシンビジョン:計測/マッチング)

【論文】
東日本大震災東北被災地におけるコモデティ電子機器適用による農業のスマート化実証,情報処理学会第191回コンピュータビジョンとイメージメディア研究(2013)

【寄稿】
・東北スマートアグリカルチャー研究会のご紹介,JATAFFジャーナル(公益社団法人農林水産・食品技術振興協会)Vol.1, No.9, pp. 30-34 (2013)
・東北における農業へのIT融合の試み,SEC journal(独立行政法人 情報処理推進機構)No.30, pp. 135-138 (2012)
・中小農家でも使える低コストのIT支援,産学官連携ジャーナル(独立行政法人 科学技術振興機)Vol.9, No.9, pp. 31-32 (2013)



【第4部】 松尾 誠也 氏 / アグリビジネスコンサルタント

【略歴】
中央大学法学部法律学科卒業。
元NTTファシリティーズ・農業ビジネス推進室・農業ビジネスアドバイザー。
新しい農業ビジネスの構築をテーマに、産地開発、青果物の販路開拓等を手掛け、複数の植物工場の建設と運営に関与。アグリビジネスのコンサルティングを行う。
現在は、一部上場企業などを中心にビジネスアドヴァイザリーとマネージメントコンサルティングを行っている。



【第5部】 野口 伸 氏 / 北海道大学 大学院農学研究院 生物生産工学分野 ビークルロボティックス研究室 教授

専門:生物環境情報学,農業ロボット工学

【最終学歴】
北海道大学大学院農学研究科博士課程修了、1990

【職歴】
北海道大学農学部 助手、1990-1996。
北海道大学大学院農学研究科 助教授、1997-2003。
北海道大学大学院農学研究科 教授、2004-現在。

【海外における学術活動】
中国華南農業大学Ding Ying客員教授、2010-現在。
イタリア ボローニャクラブ 会員、2010-現在。
中国農業大学 客員教授、2011-現在。
中国西北農林科技大学 客員教授、2012-現在。

【学会活動】
日本生物環境工学会 会長、2011-現在。
農業情報学会 副会長、2007-現在。
日本農業工学会 理事、2006-現在。

【学術表彰】
農業機械学会研究奨励賞(1994)、日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門賞(1997)、 農業機械学会学術賞(1998)、農業機械学会森技術賞(2000)、Best-Paper Award from IET division of ASAE (2001)、国際農業工学会(CIGR)技術貢献賞(2000)、農業情報学会奨励賞(2003)、農業情報学会学術賞(2006)、 農業情報学会橋本賞(2006)、農業機械学会論文賞(2010)、日本生物環境工学会特別国際学術賞(2011)、北海道大学研究総長賞(2012)、Distinguished Visiting Fellowship Award (Royal Academy of Engineering, UK) (2012)、農業情報学会フェロー(2013)、宇宙開発利用大賞 内閣府特命担当大臣(宇宙政策)賞(2013)、日本生物環境工学会フェロー(2013)、日本生物環境工学会論文賞(2014)、日本農業工学会賞(2015)、日本農業工学会フェロー(2015)

 プログラム詳細


第1部 農業ICTによるイノベーション
     富士通(株) 若林 毅 氏  [10:15~11:15]


【講演趣旨】
 農業は、わが国の成長戦略の柱のひとつとして、業界全体で変革に向けた動きが活発化しています。富士通は、「豊かな食の未来へICTで貢献」をコンセプトに、企業的な農業経営スタイルへの変革を支援する食・農クラウド Akisaiを提供しています。
 本講演では、ICT農業の実践について事例を中心にご紹介します。

【講演項目】
1. 富士通の食・農分野への取り組み

2. 食・農クラウドAkisaiの全体体系

3. 企業的農業経営を支える生産管理

4. 日本型の先進施設園芸の実現

5. 自社実践の取り組み

6. スマートアグリカルチャーという産業創出に向けて



第2部 自然の力を利用したパッシブハウス型農業プラントのご紹介
     パナソニック(株) エコソリューションズ社 谷澤 孝欣 氏  [11:25~12:25]


【講演趣旨・説明】
 2014年10月にパナソニック株式会社エコソリューションズ社より発売された「パッシブハウス型農業プラント」のご紹介。植物の生育に必要な光・水・風などの自然の力を利用して、省エネルギーでハウス内の環境を制御するローテクを駆使した農業用ビニルハウスのご紹介。

【講演項目】
1. 本施設「パッシブ型農業プラント」の方向性について
 1-1 課題認識
 1-2 本施設のコンセプト
 1-3 本施設の概要
 1-4 生産者への提供価値

2. 商品・技術説明
 2-1 施設の全体像
 2-2 環境制御システムの特徴
 2-3 エンジニアリング技術の特徴

3. パッシブ型農業プラント栽培結果



第3部 中小規模農業がスマート農業に求めているハード・ソフトと開発・採用動向
     トライポッドワークス(株) 菊池 務 氏  [13:05~14:05]


【講演趣旨・説明】
 東日本大震災で顕在化した農業における高齢化に対する課題、TPP等の農産物の輸出入の拡大による生産性や価格競争の波は、中小規模農家にも確実に迫っている。
 本講座ではそのような中で、中小規模農業における課題とスマート化に込められた期待値や具体的な要件について紹介する

【講演項目】
1. 中小規模農業の現状

2. 生産作物と課題

3. 事業環境と課題

4. 必要とされるITの概要

5. カメラシステム

6. センサーネットワーク

7. ビックデータとアノテーション



第4部 植物工場ビジネスのリスクと成功の勘所
     ~完全制御型植物工場における新しい植栽植物の可能性~
     アグリビジネスコンサルタント 松尾 誠也 氏  [14:15~15:15]


【講演趣旨・説明】
 植物工場成功の秘訣は、「ちゃんとできる」「安くできる」「きちんと売れる」に集約される。
 本講座では、植物の薬効や機能性に注目し、閉鎖型植物工場での新しい高付加価値植物の可能性と、それを生産するための栽培システムの構築ノウハウに言及する。

【講演項目】
1. 植物工場ビジネスの目的
 1) 植物工場ビジネスの本質
 2) 植物工場とは?
 3) 植物工場の種類
 4) 植物工場のコスト構造

2. 植物工場のフィジビリティ・スタディー

3. 生産の構造

4. 販売の構造

5. 植物工場を構成する要素技術
 1) 人工光源
 2) 養液環境
 3) 環境制御装置
 4) 栽培技術

6. 事業採算性の確保
 1) 何を作るか?
 2) どこに売るか?

7. 高付加価値植物
 1) 高付加価値植物とは?
 2) 高付加価値植物の種類とマーケット動向
  2)-1 薬草
  2)-2 医薬品原材料
  2)-3 健康食品・サプリメント原材料
  2)-4 化粧品原材料



第5部 農業ロボットの研究・実証・施策・標準化動向と実用化に向けた課題および世界市場
     北海道大学 教授 野口 伸 氏  [15:25~16:25]


【講演趣旨・説明】
 深刻な労働力不足を抱える日本農業を再生させるためにはロボット技術の導入が不可欠である。また、日本農業が抱えている労働力不足は欧米・新興国でも共通であり、農業ロボットは国際的に高いニーズがある。
 本講座では農業のロボット化の現状と課題そして将来像、さらに農業ロボットの海外展開の可能性について解説する。

【講演項目】
1. 日本農業の現状と課題

2. 農業ロボットの現状
  2-1 完全無人システム、無人・有人協調作業システム、準天頂衛星システム、
     農林水産省「農林水産業におけるロボット技術導入実証事業」

3. 農業ロボットの実用化・普及に向けた課題
  3-1 安全性、規制緩和

4. 農業ロボットの将来像
  4-1 ネットワークロボット、マルチロボットシステム

5. 農業ロボットの海外動向
  5-1 世界の農業事情
  5-2 オーストラリアにおけるロボットトラクタ実証試験
  5-3 小型ロボットのニーズ
  5-4 世界市場