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材料・測定・分析・合成
( A032 )

帯電防止材料の設計と使用法

帯電防止材料の設計と使用法

発刊日
2008年12月24日
体裁
B5判上製本 267頁
ISBN
978-4-903413-55-6
Cコード
3058
価格(税込)
59,400
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56,365 円)

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冊数:
PDFパンフレット(A032 書籍「帯電防止材料の設計と使用法」)

著者リスト

榎本 正樹 リケンテクノス(株)
西畑 直光 (株)クレファイン
畠 慎也 (株)クレファイン
村上 義信 豊橋技術科学大学
薮田 尚士 三洋化成工業(株)
牧 伸行 三井・デュポン ポリケミカル(株)
松田 政 東レ(株)
吉武 正義 福田金属箔粉工業(株)
桝 武志 ベカルトジャパン(株)
長澤 義信 ケッチェン・ブラック・インターナショナル(株)
鷺坂 功一 油化電子(株)
佐々木 喜達 (株)PBIアドバンストマテリアルズ
橋本 創 メイキ樹脂工業(株)
望月 敦史 アキレス(株)
倉本 憲幸 山形大学
千種 康男 ナガセケムテックス(株)
大久保 隆 昭和電工(株)
平井 俊晴 日揮触媒化成(株)
山田 昌文 ユニチカ(株)
古内 哲哉 三菱伸銅(株)
越部 茂 (有)アイパック
加納 義久 古河電気工業(株)
倉地 育夫 コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株)
轟 大地 信越化学工業(株)
三浦 勇雄 戸田建設(株)
宮沢 和之 (株)資生堂

目次

第1章 帯電防止材料の機能発現機構と分類
 1節 帯電防止機構と種類
  1. 最近の帯電防止技術の動向
  2. 帯電防止機構~界面活性剤類による帯電防止
  3. 帯電防止機構~イオン伝導機構による帯電防止
  4. 帯電防止機構~電子伝導機構による帯電防止
  5. 帯電防止機能の設計~配合技術、コーティング技術、表面処理技術
  6. 帯電防止機能の制御

 2節 導電性フィラー複合材料の帯電防止機構とフィラー種類による特徴
  1. 導電性フィラー複合材料の帯電防止機構
  2. フィラー種類による特徴
   2.1 炭素フィラー
   2.2 金属系フィラー

第2章 帯電防止材の解析・評価技術
 1節 帯電防止材料の性能測定法 −電荷減衰の測定、静電気半減期測定−
  1. 電荷減衰測定の必要性
  2. 帯電防止材料の性能測定方法 −電荷減衰の測定、静電気半減期測定—  
   2.1 電荷減衰測定の原理
   2.2 JIS規格における電荷減衰測定方法
   2.3 米国連邦政府試験規格における電荷減衰測定方法
   2.4 IEC規格における電荷減衰測定方法

 2節 多層フィルム中帯電防止剤の拡散評価
  1. 重量法
  2. 化学分析機器を用いる方法
  3. 電気的検出方法
   3.1 表面抵抗測定
   3.2 空間電荷測定

第3章 帯電防止材料の機能発現機構と使用法
     −製法、性能・機能、環境による性能の違い、性能の持続性−


 <添加・配合による帯電防止>
 1節 界面活性剤による高分子材料の帯電防止技術ならびに高性能化
  1. 帯電防止機構~界面活性剤による帯電防止
  2. 帯電防止機構~高分子界面活性剤による帯電防止
  3. 高分子帯電防止剤 技術のニーズ
  4. 高分子界面活性剤による帯電防止機能の高性能化
  5. 高分子帯電防止剤の高性能化 その1
  6. 高分子帯電防止剤の高性能化 その2
  7. 帯電防止機能の制御
  8. 『スタティクマススター』の開発背景
  9. 『スタティクマススター』の性能

 2節 ポリエーテル系高分子による帯電防止
  1. ポリエーテル系高分子型帯電防止剤の性能発現機構
   1.1 帯電防止の考え方
   1.2 導電性を有する材料について~高分子固体電解質~
  2. ポリエーテル系高分子型帯電防止剤の設計手法
   2.1 高分子型帯電防止剤と対象樹脂とのアロイ化
   2.2 混練時及び成型時の溶融粘度制御
   2.3 高分子型帯電防止剤と対象樹脂との親和性
  3. ポリエーテル系高分子型帯電防止剤の開発動向
   3.1 「ペレスタット」シリーズ
   3.2 オレフィン系樹脂用ペレスタット300の特性について(PPとのアロイ例)
   3.3 ペレスタットの使用法について
   3.4 対象樹脂種の拡大
   3.5 帯電防止性能の評価について

 3節 カリウムアイオノマーによる帯電防止
  1. アイオノマーの構造
   1.1 アイオノマーの高次構造
   1.2 イオン凝集部
  2. アイオノマーの合成
  3. アイオノマーの電気的性質
   3.1 アイオノマーの表面抵抗
   3.2 カリウムアイオノマーの表面抵抗
  4. アイオノマーの誘電挙動
   4.1 誘電スペクトル測定
   4.2 E-15MAA-0.8Kの誘電スペクトル
   4.3 誘電スペクトルのカリウムイオン濃度依存性
   4.4 制電性発現メカニズム
  5. 帯電防止剤としてのカリウムアイオノマー
   5.1 工業用途への応用
   5.2 エンプラ帯電防止剤としての可能性
  6. 制電性のシュミレーション

 4節 ポリマーアロイ型制電性樹脂の特性向上と実用化
  1. ポリマーアロイ型制電性樹脂の基本設計と発展の経緯
   1.1 基本設計
   1.2 発展の経緯
  2. ポリマーアロイ型制電性樹脂の実用化設計
   2.1 概要
   2.2 ABS樹脂における制電性ポリマーの実用化設計
  3. ポリマーアロイ型制電性樹脂の制電性能
   3.1 特徴
   3.2 制電性能の向上
  4. ポリマーアロイ型制電性樹脂(“トヨラックパレル”)の制電性能向上の実現化

 5節 金属粒子による帯電防止
  1. 導電性フィラー用金属粒子
   1.1 銀粉
   1.2 銅粉
   1.3 ニッケル粉
   1.4 金属ナノ粒子

 6節 金属繊維フィラーによるESD/EMI対策
  1. 金属繊維の各種製造方法と特徴
  2. 樹脂フィラーとしての金属繊維
  3. ステンレス繊維フィラーの特徴
  4. ステンレス繊維フィラーの製品用途例
  5. ステンレス繊維を使った導電性樹脂例
  6. ベカルト社のステンレスマスターバッチ
  7. ベカルト社で取り扱っているその他の静電気対策用製品

 7節 カーボンフィラーによる帯電防止
  1. 導電性カーボンブラックの構造と帯電防止機構
  2. 導電性カーボンブラックの選択
  3. 帯電防止の評価方法と使用方法

 8節 炭素繊維による帯電防止
  1. 炭素繊維
   1.1 炭素繊維の種類
   1.2 炭素繊維の製造
  2. 炭素繊維強化樹脂
   2.1 炭素繊維強化樹脂の特徴
   2.2 帯電防止材料としての炭素繊維強化樹脂
  3. 炭素繊維強化樹脂の導電性
   3.1 炭素繊維強化樹脂の導電機構
   3.2 導電性の影響因子
  4. その他の帯電防止材料との比較
   4.1 カーボンブラックを用いた導電性樹脂との比較
   4.2 帯電防止剤を用いた導電性樹脂との比較
   4.3 金属フィラーを用いた導電性樹脂との比較
  5. 炭素繊維強化樹脂の材料設計
   5.1 炭素繊維の含有率
   5.2 炭素繊維の長さ
   5.3 導電性以外の観点からの設計

 9節 カーボンナノチューブ複合樹脂による高性能帯電防止部品
  1. 電子デバイス分野の要求性能と、帯電防止材料
  2. ハイパーサイトWシリーズの基本特性
   2.1 カーボンナノチューブ複合樹脂
   2.2 静電気帯電放電(ESD)特性
   2.3 クリーン特性
  3. ハイパーサイトWシリーズの射出成形
  4. ハイパーサイトWシリーズ 各種グレード
  5. カーボンナノチューブ複合樹脂の高機能化
   5.1 表面抵抗値均一化
   5.2 耐摩耗性の付与
   5.3 真空成形トレイへの展開
  6. リサイクル

10節 切削加工用帯電防止母材
  1. 押し出し成形法と圧縮成形法の違い
  2. ナノコンポジットでの帯電防止

<コーティング、積層による帯電防止>
11節 界面活性剤水溶液ミストコーティングによる帯電防止
  1. 処理液
  2. 現状のコーティング法
   2.1 ディッピング
   2.2 スプレーコート
   2.3 ロールコート
   2.4 手拭き(刷毛塗り、布拭き)
  3. ミスト法によるコーティング
  4. 除電の原理と帯電防止性能の発現
  5. ミスト法で得られる薄膜の特性
   5.1 表面抵抗率
   5.2 放置時の耐久性、耐熱性
   5.3 摩擦耐久性
   5.4 表面硬さ、すべり性
   5.5 防曇性
   5.6 外観
   5.7 基材物性の変化
   5.8 加飾膜の密着性
  6. 処理装置
   6.1 汎用コンベヤ型(MEC−C)
   6.2 汎用卓上型(MEC−CSⅡ)
   6.3 高能率卓上型(MEC−CSH)
   6.4 加飾部品用特注機
   6.5 遠隔個所の処理装置(MEC−CSV)
   6.6 その他の装置、機具類
  7. 適用例
   7.1 二次加工部品の帯電防止処理
   7.2 インモールドへの適用
   7.3 部品箱、梱包部材業への適用
   7.4 作業着の処理
   7.5 静電塗装のアンダーコート

12節 ポリピロールによる帯電防止
  1. 導電性ポリマー「STポリ」
  2. ポリピロールナノ分散液
  3. ポリピロールナノ分散液塗工フィルム『STNフィルム』
   3.1 STNフィルムの構造
   3.2 STNフィルムの特性
  4. STNフィルムの製品開発事例
   4.1 STNクリアファイル
   4.2 TABスペーサー用STNフィルム
  5. 新規応用用途
   5.1 STN粘着フィルム
   5.2 STNリリースフィルム

13節 ポリアニリンの帯電防止材料としての使用法
  1. 導電性高分子ポリアニリンの開発と実用化
  2. ポリアニリンの基礎
  3. 種々の静電気障害と対策
  4. 両親媒性ポリアニリンの合成と帯電防止トレイ

14節 PEDOT/PSS分散液による帯電防止コーティング材
  1. 表面抵抗率と性能・用途との関係
  2. 各種透明帯電防止材の得失
  3. PEDOT/PSSの特徴
  4. 帯電防止「デナトロン」の特徴
  5. 「デナトロン」のラインナップ
  6. 用途

15節 ポリイソチアナフテンによる帯電防止
  1. 自己ドープ型ポリチオフェン系導電性高分子の物性
  2. 自己ドープ型ポリチオフェン系ポリマーの評価法
  3. 自己ドープ型ポリイソチアナフテンの実用例

16節 金属、金属酸化物分散透明帯電防止コーティング剤
  1. 透明導電性コーティング材の設計
  2. 透明導電性ナノコンポジット膜材料について
   2.1 ナノ導電性材料
   2.2 バインダー成分
   2.3 導電性塗料
  3. 透明導電性コーティング膜の応用例

17節 酸化スズナノ粒子分散透明水性帯電防止コーティング
  1. 酸化スズ透明水性帯電防止コーティング剤の特性
  2. 酸化スズ透明水性帯電防止コーティング剤構成物について
  3. 酸化スズ透明水性帯電防止コーティング剤のコーティング条件
  4. 異種機能材料との複合化
  5. 用途例

18節 高分子フィルムへの金属薄膜形成による帯電防止
  1. 金属薄膜による帯電防止
  2. 金属薄膜の特性
   2.1 金属薄膜の電気特性
   2.2 金属薄膜の光学特性
  3. 金属薄膜の形成方法
   3.1 物理的気相成長法(PVD)
   3.2 化学的気相成長法(CVD)
  4. 帯電防止金属薄膜の活用事例

第4章 注目用途での帯電防止技術
 1節 封止材料における帯電防止技術
  1. 原材料における帯電防止
   1.1 シリカ
   1.2 カーボンブラック
   1.3 固形樹脂
  2. 封止材料における帯電防止
   2.1 粉砕工程
   2.2 原料混合工程
   2.3 整粒工程
   2.4 打錠工程
   2.5 その他
  3. 次期封止材料における帯電防止
   3.1 シート材料
   3.2 薄膜材料

 2節 粘着テープにおける帯電防止技術
  1. 粘着のメカニズムと粘着剤の種類
  2. 粘着テープの帯電防止化の実例
   2.1 粘着剤の帯電防止化
   2.2 基材フィルムの帯電防止化

 3節 感光材料における帯電防止技術
  1. SnO2ゾルに含まれる粒子の結晶性と導電性
  2. 帯電防止性能評価技術
  3. PET用帯電防止処理下引きのバインダー検討

 4節 シリコーンゴムへの帯電防止性付与
  1. シリコーンゴムについて
   1.1 シリコーンゴムの分類
  2. 帯電防止性付与シリコーンゴム
   2.1 帯電防止効果の評価方法
   2.2 従来の帯電防止技術
   2.3 新しく開発した帯電防止技術

 5節 床材における帯電防止技術
  1. 帯電防止床材の種類
  2. 使用される帯電防止材料
  3. 要求性能
  4. 帯電防止床が求められる床用途
  5. 帯電防止床の施工技術
   5.1 塗り床
   5.2 張り床
   5.3 置き床・組み床
  6. 高機能・高耐久性帯電防止床工法の開発
   6.1 開発のコンセプト
   6.2 本工法の概要
   6.3 基礎物性
   6.4 促進試験
   6.5 試験施工

 6節 帯電防止効果を利用した花粉付着抑制技術
  1. ホスホリルコリン基を有するポリマーの特徴
   1.1 電気的中和による花粉付着防止作用
   1.2 動摩擦係数低下作用
  2. ホスホリルコリン基を有するポリマーを用いたスギ花粉吸着阻害効果
   2.1 コットンへの付着抑制効果測定
   2.2 花粉症用マスク用不織布における付着抑制効果測定
   2.3 ヒト皮膚および毛髪に対する効果