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6/18セミナー シェールガスによる石油化学の変貌(ST130618)



シェールガスによる石油化学の変貌
―工業触媒の観点からの最新動向―


アピールポイント

 米国に始まったシェールガス革命は, エネルギーだけではなく従来の石油化学に大きなインパクトを与え始めた。日本の石油化学は, 中東の大規模な天然ガスからのエタンクラッカーの稼働により競争力が急速に弱まっているが, 米国のシェールガスによりの追い打ちをかけられようとしている。シェールガスによるエチレンの価格は日本のエチレン価格の約1/4と推定され ている。一方, 天然ガスやシェールガス時代が到来すると従来ナフサクラッカーにより得られていたプロピレン, ブタジエン, 芳香族のタイトが問題となる。中国ではメタノールからの大規模なエチレンやプロピレン製造プロセスが稼働し始めた。日本の石油化学は早急にナフサから天然ガス原料に転換しなければ生き残れない。転換技術の中心は工業触媒である。天然ガス, シェールガスのガス化, タイト化するプロピレン, プタジエン, 芳香族などの最新の製造技術などを解説し日本の石油化学の今後を展望する。

PDFパンフレット(6/18セミナー「シェールガスによる石油化学の変貌」)




日時・場所


日時:2013年6月18日(火) 12:30~16:30
会場: ゲートシティ大崎 ウエストタワー 地下1F ルームB(東京都品川区大崎1-11-1)

      →会場へのアクセス

受講料


31,500円(税込) STbook会員価格29,400円(税込) *資料代含む


講師


アイシーラボ 代表 室井 髙城 氏

  • 約40年間触媒の開発に従事、多くの工業化触媒を開発
  • 元BASFジャパン顧問、早稲田大学招聘研究員、神奈川大学非常勤講師
  • 元触媒学会副会長、元エヌ・イーケムキャット (株)執行役員
  • 日本ガス合成(株)執行役員


プログラム詳細


1. シェールガス革命による石化原料の世界的環境の変化
 1.1 シェールガスによる化学品の製造
 1.2 中東大規模エタンクラッカーの稼働
 1.3 危機に直面した日本のコンビナート
2. 天然ガスのガス化
 2.1 スチームリフォーミング
 2.2 ドライリフォーミング
 2.3 選択酸化ガス化プロセス
3. FT合成
 3.1 FT合成プロセスと触媒
 3.2 小型FT合成プロセスと触媒
4. メタノールから軽質オレフィン製造
 4.1 MTO (メタノールからエチレン, プロピレン合成)プロセスと触媒
 4.2 MTP (メタノールからプロピレン合成)プロセスと触媒
5. シェールガス直接利用触媒
 5.1 メタンの二量化
 5.2 メタンからメタノールの合成
 5.3 メタンからプロピレンの合成
 5.4 エタンから酢酸ビニル, スチレンの合成
6. 天然ガス, シェールガスで製造が困難な化学品の合成
 6.1 プロピレンの合成プロセスと触媒
 6.2 ブタジエンの新規合成触媒
 6.3 LPGから芳香族の合成触媒
7. 今後の日本の石油化学