セミナー6/3 CFRPの成形加工と接着・接合技術【実践入門編】~課題から解決するための将来技術まで~
CFRPの成形加工と接着・接合技術【実践入門編】
~課題から解決するための将来技術まで~
PDFパンフレット(セミナー「CFRPの成形加工と接着・接合技術【実践入門編】~課題から解決するための将来技術まで~」)
主 催
S&T出版株式会社
日 時 ・ 場 所
日時:2015年6月3日(水) 13:00~16:30
会場:連合会館 4F 404会議室 (東京都千代田区神田駿河台3-2-11)
→会場へのアクセス
受 講 料 (税込)
43,200円(税込) Eメール案内会員価格 41,000円 ※資料代を含む
<1名様分の受講料で2名様まで受講できます。>
※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。
Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。
→複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。
講 師
深川 仁 氏 / 岐阜大学 研究推進・社会連携機構 特任教授
【ご略歴・ご活動等】
岐阜県関市出身
京都大学工学部金属加工学科・精密工学科卒。
川崎重工業㈱航空宇宙カンパニーにて約30年、航空宇宙機器の製造・研究開発・品質保証・社員教育などを行う。
H22年 岐阜大学に出向。(特任教授として)
CFRP加工技術の研究開発を実施中。
「岐阜大学CFRP研究会」を設立・主宰。
(岐阜で18回の講演会形式のセミナーと複合材料関連施設見学会を5回実施)
H24年 複合材料研究センター設立。
東海広域ナノテクモノづくりクラスター、地域イノベーション戦略支援プログラム、サポイン事業などに参加。
岐阜県技術士会(元)代表幹事。
講演・執筆活動、社会人教育など、学会・技術士会などで、100回以上の講演・セミナー・社会人教育を務めている。
機械学会・精密工学会・複合材料学会・砥粒加工学会・日本航空宇宙学会、プラスチック成形加工学会、SAMPE会員。
受講に必要な知識
・お勧めするTEXT (もちろんなくても可)
① 『トコトンやさしい炭素繊維の本』 平松徹著 日刊工業新聞社
CFRP全般を広く知るのに大変よくまとめられた図書で、大学でもゼミに使っています。
② 『機械技術』 2014年12月号 Vol.62 No.13 日刊工業新聞社
“高強度・軽量材料CFRPの最新加工技術をさぐる”という特集で2次加工法(切削・孔あけ・トリムなど)の勉強をしたい方によい。
③ 『強化プラスチック材料入門』 宮入裕夫・後藤卒土民著 日刊工業新聞社
FRP全般の成形法を勉強するのにすぐれた専門書です。
本セミナーで得られる知識
・学術的な内容ではなくて、実践的な加工技術の勉強ができる。
・CRRPで新製品を開発したいようなときの適不適等のコツをお教えします。
・CFRPを適用すると、軽量化以外の効果が出ることがある点をお教えします。
趣 旨
航空機・自動車・エネルギー分野などで、適用拡大が進むCFRPについて、その加工技術の中でも、成形加工、孔あけ切断などの2次加工、接合技術を中心に、皆さんが新しい製品開発などに役立つよう、易しくかつ実践的な内容で解説を行います。
プログラム詳細
はじめに
1. CFRPの種類と特徴
CFRPの成形性・被削性など(基礎知識を簡単に解説します)
2. CFRPの加工について
1) 成形方法について(オートクレーブ、VaRTM、ホットプレス成形など)
2) 各種加工法の紹介(成形加工、切削加工、塗装その他)
3) 切断とトリム加工
4) 穴あけ加工(ドリル加工、リーマ加工など)
5) AWJ加工(AWJの特徴、注意点など)
6) レーザ,ブラスト加工など(研究中の特殊加工法の紹介)
7) 熱硬化と熱可塑の加工性の違いと注意点
3. CFRPの接合技術について
1) ファスニング技術とその種類
2) 接着技術(Co-cure、Co-bondなどの違い)
3) 溶着(融接)技術(Consolidationの方法、超音波、電磁誘導など)
4) 設計による部品一体化技術
5) 接合の課題と将来技術の紹介
4. 質疑応答 意見交換