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インクジェットインクのレオロジー・界面化学の基礎と実測例 (7/22セミナー)
セミナー7/30 インクジェットインクのレオロジー・界面化学の基礎と実測例


終了しました




インクジェットインクのレオロジー・界面化学の
基礎と実測例

PDFパンフレット(セミナー「インクジェットインクのレオロジー・界面化学の基礎と実測例」)



 主 催


S&T出版株式会社

 日 時 ・ 場 所


日時:2015年7月30日(木) 13:00~16:30
会場:連合会館 5F 502会議室 (東京都千代田区神田駿河台3-2-11)

      →会場へのアクセス

 受 講 料 (税込)


43,200円(税込)  Eメール案内会員価格 41,000円 ※資料代を含む

  <1名様分の受講料で2名様まで受講できます。>
  ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
  ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。

  Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。

  →複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。

 講 師


大坪 泰文 氏 / 千葉大学 名誉教授

【ご略歴】
1978年 東北大学大学院工学研究科化学工学専攻博士課程修了(工学博士)
1978年 東北大学工学部 助手
1982年 千葉大学工学部 助手
1987年~1988年 米国 Princeton 大学Visiting Research Associate
1990年 千葉大学共同研究推進センター 助教授
2000年 千葉大学大学院工学研究科 教授
2015年 千葉大学定年退職、千葉大学名誉教授

【学会賞】
色材協会論文賞、日本機械学会ROBOMEC表彰、日本レオロジー学会賞

 本セミナーで得られる知識


  最適性能を有する粒子分散系インクを印刷プロセスと関連づけて設計するための知識を得ることができます。具体的には高分子希薄溶液の粘弾性、粒子の凝集とサスペンションレオロジー、界面活性剤の拡散と動的表面張力、印刷面に対するぬれ性などであり、これらを総合的に結びつけて解釈するコツがわかるようになります。

 趣 旨


 インクジェットインクは低濃度の高分子溶液に顔料である微粒子が分散した低濃度分散系としてモデル化されますので、まず、低濃度分散系と高分子希薄溶液のレオロジーをメカニズムに基づいて概説します。インクジェットにおいてはバルクのインクから液滴が吐出されますが、このときインクには新しい液面が形成されます。また、紙などの被印刷体上では固体表面がインクで濡れた後、浸透乾燥されることになりますので、インクの界面化学的性質もこのプロセスを支配する重要な因子となります。インクジェットインクのレオロジーと界面化学について測定法も含めて様々な観点から解説します。

 プログラム詳細


1.インクジェットインクのレオロジー
  1.1 粘度と粘弾性の基礎
     (1) ニュートン流動
     (2) 非ニュートン流動
     (3) 動的粘弾性
  1.2 分散系と高分子溶液のレオロジーに関する基礎
     (1) 非凝集分散系のレオロジー
     (2) 凝集分散系のレオロジー
     (3) 高分子希薄溶液のレオロジー
  1.3 インクジェットインクのレオロジーに関する実測例とその解析
     (1) 擬塑性流動
     (2) 粘弾性挙動
     (3) 伸長粘度

2.インクジェットインクの界面化学
  2.1 表面張力
     (1) 表面張力と表面自由エネルギー
     (2) 臨界表面張力
  2.2 動的表面張力
     (1) 界面活性剤の拡散と動的表面張力
     (2) 動的表面張力の測定
     (3) インクジェットインクの動的表面張力に関する実測例
  2.3 固液界面における濡れと接触角
     (1) 濡れ性と接触角
     (2) 接触角と液体の流動
     (3) 表面の幾何学と濡れ性
     (4) インクジェットインクの濡れ性と浸透性に関する測定例