セミナー9/15 ラミネート加工技術とトラブル対策および品質コントロール ―ノンソル・ドライ・押出ラミネートを中心に―
【関連セミナー】
押出および共押出コーティング・ラミネーションプロセスにおける加工技術の問題点と対策
をご覧ください。
ラミネート加工技術とトラブル対策
および品質コントロール
―ノンソル・ドライ・押出ラミネートを中心に―
PDFパンフレット(セミナー「ラミネート加工技術とトラブル対策および品質コントロール ‐ノンソル・ドライ・押出ラミネートを中心に‐」)
主 催
S&T出版株式会社
日 時 ・ 場 所
日時:2015年9月15日(火) 10:30~16:30
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 5階 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)
→会場へのアクセス
受 講 料 (税込)
49,800円 Eメール案内会員価格 47,300円 ※昼食代・資料代を含む
<1名様分の受講料で2名様まで受講できます。>
※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。
Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。
→複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。
講 師
松本 宏一 氏 / 松本技術士事務所 代表 技術士(経営工学)
【略歴】
1968年コンバーター・カイト化学工業㈱に入社、各種ラミネート加工技術、周辺技術の開発、事業化およびプラスチック複合材料の研究開発に従事。
1984年よりラミネート加工技術および周辺技術の海外技術輸出と生産・工程・品質管理技術の指導を担当。
1994年住友重機械工業に移り、国内外のコンバーターの生産・加工技術の指導に従事し、2002年技術士事務所を開設、現在に至る。
【活動】
日本技術士会、技術士包装物流会、日本包装技術協会
【主な著書】
「誰でもわかるラミネーティング」1998 (株)加工技術研究会
「Basic Guide to Laminating Technology」(英文書)1999 加工技術研究会
受講対等者
積層技術関連のインキ・接着剤・樹脂原料、フィルム生産、加工・生産現場、品質管理、検査、設備関連の方々。
本セミナーで得られる知識
・現場・現物・現実をどのように進め・求める
・品質を求めるには記録で決まる
趣 旨
ラミネート(積層)で使用されているフィルム、インキ、接着剤、樹脂原料は、それぞれの工程で種々のグレードが用いられている。ここで発生するトラブルを製造現場から見た主な事例を具体的に示し、対策と解決法を挙げて行く。
さらにロールtoロールの連続生産で、巻取部の製品に多く発生する巻芯、巻き締りジワを取りあげ、現場でどのように製造していけばロスを削減できるのかを事例をあげて学んでいく。
ラミネート加工技術の中身をもう少し知りたい、のぞいてみたいと考えている方々に参加していただき、業務の一助になれば幸いです。
プログラム詳細
1. はじめに
1-1 各ラミネート方法の各部での加工上の主なポイント
1-2 接着剤の強さ、接着界面の強さ
2. ノンソルベント(NS)ラミネーションでのプロセスとトラブル事例対策
2-1 ノンソルベント・ラミネーションプロセスとトラブル対策
2-2 濡れと接着強度
2-3 トンネリング、カール
2-4 巻き芯シワ
2-5 接着剤供給装置と洗浄
3. ドライラミネーション(DL)でのトラブル事例対策
3-1 ドライ・ラミネーションプロセスとトラブル対策
3-2 トンネリング、カール
3-3 ドクター筋、カスレ
3-4 ラミネート行程中の縦折れジワ対策
3-5 巻取部の巻取条件例
3-6 印刷縦柄製品の巻締まりジワ対策
3-7 ラミネートニップ部でのシワ、熱ジワ対策
3-8 接着剤の反応と種類および接着強度
3-9 ハイ・ソリッド接着剤加工の問題点
4. 押出(EX)コーティング・ラミネーションでのトラブル事例対策
4-1 シングル押出ラミネーションのプロセスとトラブル対策
4-2 タンデム押出ラミネーションのプロセスとトラブル対策
4-3 代表的な押出コーティング用樹脂
4-4 溶融樹脂と箔および基材フィルムとの接着
4-5 押出ラミネート用AC剤の種類、特徴および用途
4-6 ダイ・ディッケル・ロットピンによる厚み偏肉、耳高調整
4-7 自動偏肉制御装置の機能と効果
4-8 耳のトリミング
4-9 工程内での印刷ピッチ調整
4-10 カール対策
4-11 押出ラミネーターと材料
4-12 原料樹脂交換( PE、EVA、PP、EAA、EMAA、アイオノマー )
4-13 押出ラミネーションでのオゾン処理効果と実施
5. 製品の巻き締りシワ・トラブル現象と現場での対策
5-1 巻ジワ( NS 巻芯ジワ、 巻き締りシワ )
5-2 巻芯ジワ(DL)
5-2-1 巻取部
5-2-2 製品の紙管への巻き込み
5-2-3 ロール押し付け圧バランスの調整
5-2-4 巻取トラブルの一例
5-2-5 巻取条件項目 8 要因
① 巻取部の巻取条件事例( 4パターンが示すものは )
② 巻取部の巻取張力、テーパー張力およびタッチロール圧の最適関係
6. ラミネーション加工前後の主なトラブル事例対策
6-1 残留溶剤トラブル対策
6-2 各工程での歩留り向上対策
6-3 印刷時の巻芯シワ対策
6-4 ラミネート加工工程で儲けるために、何をしたらよいか
質疑応答・名刺交換