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粉体の付着性・流動性の適切な評価によるハンドリングトラブルの解決法 (9/18セミナー)
セミナー9/18 粉体の付着性・流動性の適切な評価によるハンドリングトラブルの解決法


終了しました




粉体の付着性・流動性の適切な評価による
ハンドリングトラブルの解決法

PDFパンフレット(セミナー「粉体の付着性・流動性の適切な評価によるハンドリングトラブルの解決法」)



 主 催


S&T出版株式会社

 日 時 ・ 場 所


日時:2015年9月18日(金) 10:30~16:30
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)当初予定していた会場から変更になりました。

      →会場へのアクセス

 受 講 料 (税込)


48,600円   Eメール案内会員価格 46,000円  ※昼食代・資料代を含む

  <1名様分の受講料で2名様まで受講できます。>
  ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
  ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。

  Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。

  →複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。

 講 師


羽多野 重信 氏 / (株)ナノシーズ 技術顧問

【略歴】
名古屋大学工学部文部科学技官、同大学大学院工学研究科専任専門技術職員を経て
2009年、定年退職。その間、名古屋大学より博士(工学)取得
同年から株式会社ナノシーズ、技術顧問
2013年度~ 富山大学工学部 非常勤講師
2014年度~ 中部大学工学部 PBL講師

【学会・社会活動】
化学工学会 流動層分科会、幹事(2002~   )
化学工学会 流動化・粒子プロセッシングシンポジウム、実行委員(2002~   )
(独)産業技術総合研究所中部センター、「粉体のせん断特性の測定法」標準化・推進委員会、アドバイザー(2010~2013)
(一社)日本粉体工業技術協会、「平成26年度JIS原案作成委員会(2)」委員(2014)

【所属学会】
化学工学会、粉体工学会、日本粉体工業技術協会

【主な著書】
羽多野重信、山崎量平、浅井信義;“はじめての粉体技術”、工業調査会、(2000)
羽多野重信、森 英利、浅井信義;“図解 粉体技術最前線”、工業調査会、(2003)
羽多野重信;“通論化学工学”、第5章(粉体)、共立出版、(2011)
羽多野重信、山崎量平、浅井信義;“はじめての粉体技術 新訂版”、森北出版、(2013)
ほか

【受賞】
2004年 (社)化学工学会 研究功労賞 受賞
2004年 The 10th APCChE Congress (Congress of Asian Pacific Confederation of Chemical Engineers)「Outstanding Paper Award」
ほか

 趣 旨


 ナノテクノロジーの進展につれて、粉体材料の微細化が著しい。これにともない、生産現場ではハンドリングにおける付着性や流動性に関する問題が増加する傾向にある。その問題の解決のためには、粉体物性の適切な評価が必須となる。近年、一次物性として位置付けられる粒度、密度、形状、比表面積、細孔径などは、極めて高精度で高機能な測定装置が開発されている。しかし、これのみでは付着性や流動性に関わる問題解決には繋がりにくく、二次物性の測定および評価が求められる。
 本講義では粉体の諸操作におけるトラブルの原因を粉体物性の面から探り、トラブル解決の一手段としての適切な物性評価を行うことを提案する。特に重要なポイントとして付着性・流動性に及ぼす因子を挙げて、それらの実用的な評価方法を基礎から詳細に解説する。

 受講に必要な知識


 特に必要ありません。どなたにも分かりやすく解説します。

 本セミナーで得られる知識


 付着性・流動性を始めとした粉体トラブルの原因解明に役立つ粉体物性の評価方法について、基本的な考え方から学んでいただけます。

 プログラム詳細


1. はじめに
 1.1 粉体とは
 1.2 粉体の定義と特徴

2. 粉体の基礎物性
 2.1 粒子径と粒子径分布
 2.2 粒子形状
 2.3 密度
 2.4 比表面積
 2.5 細孔径
 2.6 濡れ性
 2.7 試料のサンプリング

3. 粉体の付着性
 3.1 付着性と付着力の関係
 3.2 付着力支配の粉体と重力支配の粉体
 3.3 付着力発現の要因
  3.3.1 液架橋力
  3.3.2 ファンデルワールス力
  3.3.3 静電気力
 3.4 付着力の測定と評価
  3.4.1 一個粒子の付着力
   1) スプリングバランス法および振り子法
   2) 遠心法、衝撃法、振動法
   3) 原子間力顕微鏡(AMF)による方法
   4) 圧壊力測定装置を利用する方法
  3.4.2 粉体層の付着力
   1) 水平引張り法
   2) 垂直引張り法
  3.4.3 Rumpf (ルンプ)の式
 3.5 実用的な付着性の評価

4. 粉体の流動性
 4.1 荷重下の流動性と非荷重下の流動性
 4.2 流動の様式
 4.3 流動性の測定と評価
  4.3.1 オリフィスからの流出速度
  4.3.2 安息角
  4.3.3 粉体層の圧縮
   1) 圧縮度およびHausner(ハウスナー)比
   2) かさべり度(川北の式)
  4.3.4 粉体層の流動化
 4.4 市販装置による実用的な評価
  4.4.1 非荷重下における流動性(Dr.Carrの方法による評価の例)
  4.4.2 荷重下における流動性(せん断力測定装置による評価の例)
   1) Jenike(ジェニケ)の表現、Farley(ファーレイ)の表現、綱川の表現
   2) 実用的な流動性の測定と評価

5. まとめ

6. 質疑応答、名刺交換