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固体イオニクス材料のイオン・電子伝導性の基礎とデバイスへの応用 (10/23セミナー)
セミナー10/23 固体イオニクス材料のイオン・電子伝導性の基礎とデバイスへの応用


終了しました




固体イオニクス材料のイオン・電子伝導性の
基礎とデバイスへの応用



PDFパンフレット(セミナー「固体イオニクス材料のイオン・電子伝導性の基礎とデバイスへの応用」)



 主 催


S&T出版株式会社

 日 時 ・ 場 所


日時:2015年10月23日(金) 10:30~16:30
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 5F 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)

      →会場へのアクセス

 受 講 料 (税込)


49,800円   Eメール案内会員価格 47,300円  ※昼食・資料代を含む

  <1名様分の受講料で2名様まで受講できます。>
  ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
  ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。

  Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。

  →複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。

 講 師


雨澤 浩史 氏 / 東北大学 多元物質科学研究所 教授

【略歴】
京都大学大学院工学研究科原子核工学科修了 (1993)
京都大学大学院工学研究科 博士取得 (1998)
  以上、溶融塩を用いたエネルギー変換技術に関する研究に従事
京都大学大学院人間・環境学研究科 助手 (1994~2007)
ノルウェー工科大学 留学 (1994~1995)
東北大学大学院環境科学研究科 准教授 (2007~2012)
東北大学多元物質科学研究所 教授 (2012~)

【研究内容】
固体イオニクス材料の開発、イオン伝導機構の解明
固体酸化物形燃料電池、リチウムイオン二次電池用材料および反応評価
電気化学エネルギー変換デバイス解析のための高度オペランド計測技術の開発

 趣 旨


 固体の中をイオンが高速で移動できる“固体イオニクス”材料は、燃料電池や二次電池などのエネルギー変換デバイスを中心に、幅広く応用されている材料です。このセミナーでは、固体イオニクス材料におけるイオン・電子伝導の発現メカニズム、固体イオニクス材料を用いたデバイスの動作原理についての理論的な取扱い方を学びます。また、固体イオニクス材料の各種物性を実験的に適切に評価するための手法、注意すべき事項について、具体例をまじえて説明します。

 受講に必要な知識


大学教養レベルの化学、熱力学、電気化学の基礎知識

 本セミナーで得られる知識


固体イオニクス材料におけるイオン・電子伝導の発現原理とその理論的な取扱い
固体イオニクス材料の物性制御方法
固体イオニクス材料・デバイスの評価・解析方法と実験上注意すべき事項

 プログラム詳細


1. 固体イオニクス材料とは
 1) 固体におけるイオン伝導
 2) 固体におけるイオン伝導と格子欠陥
 3) 固体イオニクス材料の具体例
  a) カチオン伝導体
  b) アニオン伝導体
 4) 固体イオニクス材料の応用例
  a) 固体酸化物形燃料電池
  b) 酸素センサー
  c) 一次・二次電池

2. 固体イオニクス材料の基礎
 1) 固体イオニクス材料の熱力学
  a) 化学ポテンシャル、電気化学ポテンシャル
  b) 酸化物の熱力学
  c) 格子欠陥と酸素不定比性
 2) 固体におけるイオン伝導の理論的取扱い
  a) イオン伝導の駆動力
  b) 拡散方程式、拡散係数
  c) イオン-電子混合伝導体
 3) 固体イオニクスデバイスの熱力学
  a) 固体電解質電池の起電力の考え方
  b) 固体電解質電池におけるポテンシャル分布
  c) 液体電解質電池との類似点・相違点

3. 固体イオニクス材料・デバイスの評価法
 1) 固体イオニクス材料の合成
 2) 適切な材料・デバイス評価のための電気化学セルの作製
 3) 固体イオニクス材料の材料物性評価
  a) 導電率
  b) 部分(イオン・電子)導電率、輸率
 4) 固体イオニクスデバイスにおける電極反応の評価
  a) 電気化学測定法
  b) 分光学的手法を用いたその場計測

4. 質疑応答