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固体高分子形燃料電池(PEFC)触媒層・MPL・GDLの酸素・電子・水・熱輸送特性 (11/16セミナー)
セミナー11/16 固体高分子形燃料電池(PEFC)触媒層・MPL・GDLの酸素・電子・水・熱輸送特性


終了しました




固体高分子形燃料電池(PEFC)
触媒層・MPL・GDLの酸素・電子・水・熱輸送特性



PDFパンフレット(セミナー「固体高分子形燃料電池(PEFC)触媒層・MPL・GDLの酸素・電子・水・熱輸送特性」)



 主 催


S&T出版株式会社

 日 時 ・ 場 所


日時:2015年11月16日(月) 13:00~16:30
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 3F 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)

      →会場へのアクセス

 受 講 料 (税込)


43,200円   Eメール案内会員価格 41,000円  ※資料代を含む

  <1名様分の受講料で2名様まで受講できます。>
  ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
  ※2名様ご参加は2名様分の参加申込が必要です。ご連絡なく2名様のご参加はできません。
  ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。

  Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。

 講 師


井上 元 氏 / 京都大学 大学院工学研究科 化学工学専攻 助教

【略歴】
平成11年3月 九州大学工学部化学機械工学科退学(飛び級による)
平成13年3月 九州大学大学院工学研究科 化学システム工学専攻修士課程修了
平成13年4月~平成19年3月 九州大学大学院工学研究院化学工学部門 助手
平成17年11月 九州大学大学院工学研究科 化学システム工学専攻 博士(工学) 取得
平成19年4月~平成23年6月 九州大学大学院工学研究院化学工学部門 助教
平成22年7月~平成22年10月 米国コネチカット大学 客員研究員
平成23年7月~現在 京都大学大学院工学研究科化学工学専攻 助教
平成25年10月~ JSTさきがけ研究員兼務

【専門分野】
燃料電池、二次電池、反応輸送現象論、多孔体内輸送現象、数値流体解析、混相流、電気化学システム

【受賞歴】
平成21年11月13日 動力エネルギーシステム部門【優秀講演表彰】
平成22年3月11日 2009年度 優秀論文賞 化学工学論文集

 趣 旨


 次世代環境自動車として有望な燃料電池自動車の更なる普及に向けて、そしてその主要システムである固体高分子形燃料電池(PEFC)の低コスト化に向けて、白金をはじめとする高価な部材使用量の低減のみならず、高電流密度化による出力密度向上が極めて重要である。しかしながら現状では、その電極反応に必要な酸素、プロトン、電子が、十分に電極表面に供給されておらず、物質輸送の速度論的観点で、各種PEFC構成材料の機能向上や、構造最適化を図る必要がある。
 本講演ではPEFC の性能向上における課題と対策、内部現象・物質輸送研究に関する国内外の動向や明らかになった知見、また残されている課題等について述べる。

 プログラム詳細


1. 本講演の位置付け

2. 固体高分子形燃料電池(PEFC)の背景
 2.1. 燃料電池自動車とその周辺の動向
 2.2. 燃料電池の種類と原理
 2.3. PEFCの構成
 2.4. PEFCの発電特性と過電圧
 2.5. PEFC全体の内部現象
 2.6. 各構成部材の機能とその詳細
 2.7. PEFCの現状と課題

3. PEFC材料開発、反応機構研究の動向
 3.1. 電極触媒、担体
 3.2. 反応機構
 3.3. 電解質膜

4. PEFCおよび構成部材の内部可視化、構造解析技術の動向
 4.1. 可視化セルによる水挙動と酸素濃度分布可視化
 4.2. X線イメージングによる触媒層内現象解明
 4.3. 軟X線による触媒層内の液水挙動観察
 4.4. X線CTによるGDL、MPL内の液水挙動観察
 4.5. 中性子ラジオグラフィーによるガス流路内の液水可視化
 4.6. MPL、触媒層、アイオノマー構造観察技術(FIB-SEM、ETEM、AFM、X線CT)
 4.7. 部材特性評価技術(ガス、水透過性、ぬれ性、水分量)
 4.8. 熱輸送計測

5. PEFC反応輸送解析技術
 5.1. セル、スタック全体シミュレーション技術
 5.2. GDL内の液水輸送解析技術
 5.3. 触媒層内の反応輸送解析技術
 5.4. 電極表面周り、アイオノマー内の解析技術

6. 触媒層作製プロセス
 6.1. 基本的な作製プロセス
 6.2. プロセス高精度化、現象解明の必要性
 6.3. 作製プロセスにおける現象の詳細
 6.4. 研究動向

7. 多孔質電極部材の新規構造設計に向けた研究
 7.1. 計測・解析・理論の統合的評価に関する取組
 7.2. 酸素輸送
 7.3. 電子輸送
 7.4. 液水輸送

8. まとめと今後の展望