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異種材料接着の技術と評価・分析法‐最新技術から実応用まで‐ (1/20セミナー)
セミナー1/20 異種材料接着の技術と評価・分析法‐最新技術から実応用まで‐


終了しました




異種材料接着の技術と評価・分析法

‐最新技術から実応用まで‐



PDFパンフレット(セミナー「異種材料接着の技術と評価・分析法‐最新技術から実応用まで‐」)



 主 催


S&T出版株式会社

 日 時 ・ 場 所


日時:2016年1月20日(水) 10:30~16:35
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)

      →会場へのアクセス

 受 講 料 (税込)


49,800円(税込)  Eメール案内会員価格 47,300円 ※昼食・資料代を含む

  <1名様分の受講料で2名様まで受講できます。※2名以上でご参加の場合はお申込時にご連絡ください。>
  ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
  ※2名様ご参加は2名様分の参加申込が必要です。ご連絡なく2名様のご参加はできません。
  ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。

  Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。

  →複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。

 講 師


【第1部】 若林 一民 氏 / エーピーエス リサーチ 代表

【略歴】
1967年3月 東京理科大学理学部応用化学科を卒業
1967年4月 総合接着剤メーカー、ノガワケミカル株式会社へ入社
1967年4月~1970年3月 通商産業省(現経済産業省)工業技術院東京工業試験所(現産業技術総合研究所)へ出向して高分子合成の研究
1970年4月~ 会社へ戻り、技術開発研究所において、主は新規接着剤の開発研究。常務取締役、専務取締役、代表取締役社長を歴任
2007年6月 退任
2007年7月 接着、粘着、シーリングに関する技術コンサルタント事務所、エーピーエス リサーチ(APS Research)を設立
現在に至る。
経歴の詳細 : http://members3.jcom.home.ne.jp/3247703501



【第2部】 奈良 晃寛 氏 / ヤマハファインテック(株) FA事業部 システム技術課

【略歴】
2009年 ヤマハ(株)入社
2011年 ヤマハファインテック(株)FA事業部にて超音波関連開発開始
2013年9月 N+(プラス)展出展
2013年11月 プラスチックス紙寄稿
2013年12月 プラスチックエージ紙寄稿
2014年6月 ICBF(International China Battery Fair) 出展
2014年8月 プラスチックス紙寄稿
2015年2月 水素・燃料電池展出展
2015年10月 CTC超音波ソリューションセミナーにて講演



【第3部】 矢尾板 達也 氏 / (株)ケン・オートメーション 代表取締役社長

【略歴】
㈱ケン・オートメーションにて、赤外線、超音波、渦電流等の非破壊検査装置の輸入・製造・販売に従事。
日本非破壊検査協会赤外線サーモグラフィ認証資格レベルⅠ,Ⅱ講習会講師。
日本非破壊検査協会、日本自動車技術会、日本赤外線学会、計測自動制御学会、会員

 プログラム詳細


【第1部】 異種材料構造接着 最新技術と現場の対応
                          若林 一民 氏 / エーピーエス リサーチ [10:30~14:15 昼休憩12:30~13:15]


【講演趣旨・説明】
 近年、接着業界において最も注目を集めているキーワードは「異種材料の構造接着」である。例えば自動車業界においては、車体の軽量化を達成するために、比重の軽いアルミニウムやプラスチック(特にC-FRPやG-FRP)が車体の一部に使用されている。ヨーロッパ車においてはかなり進んでいる。日本においても産官学のプロジェクトが多く立ち上げられて、追いつけ、追い越せの競争が激化している。
 電機・電子部品の業界では金属に樹脂を射出することにより、金属 / 樹脂の複合化を行い、軽量化を図っている。 以上のような最新情報を提供する。

【講演項目】
1. 構造接着・構造用接着剤とは
 1.1 構造接着・構造用接着剤の定義
 1.2 構造用接着剤の規格
 1.3 構造用接着剤の種類
  1.3.1 構造用エポキシ樹脂系接着剤
  1.3.2 構造用ポリウレタン系接着剤
  1.3.3 化学反応形アクリル系接着剤
 1.4 自動車における構造用接着剤の適用例
  1.4.1 ダイレクトグレージング工法
  1.4.2 スポットウェルドボンディング工法
  1.4.3 ヘミング部の構造接着
  1.4.4 ブレーキシューの接着

2. 異種材料の構造接着
 2.1 接合手法の長所、短所
 2.2 何故異種材料の接着なの?
 2.3 接着の阻害因子を克服する
  2.3.1 接着剤の選定ミス
  2.3.2 被着材表面の適、不適
  2.3.3 経時変化による被着材変化に対応
 2.4 金属とプラスチックの接着
  2.4.1 金属の表面処理
  2.4.2 プラスチックの表面処理
  2.4.3 構造用接着剤の選定
  2.4.4 構造用接着剤の使用方法
  2.4.5 カーボン繊維とPPの接着
  2.4.6 金属とPPの接着
 2.5 金属とゴムの接着
  2.5.1 ゴムの表面処理
  2.5.2 金属と未加硫ゴムの接着
  2.5.3 金属と加硫ゴムの接着



【第2部】 空中ウルトラソノグラフィーによるフィルム、プラスチック等の接合不良検査
                                    奈良 晃寛 氏 / ヤマハファインテック(株)  [14:25~15:25]


【講演項目】
1. はじめに
 1.1 開発の背景

2. 空中ウルトラソノグラフィーとは
 2.1 検査の原理
 2.2 空中ウルトラソノグラフィーで出来ること
 2.3 スキャン装置SST-304の概要

3. 接合不良検査適用事例紹介
 3.1 フィルムの接合検査
 3.2 CFRP内部欠陥検査
  3.2.1 CFRPとSUS板の接合検査

4. その他の適用事例紹介
 4.1 リチウムイオン電池の気泡検査
  4.1.1 欠陥存在深さ評価

5. 最新動向

6. 今後の展望

7. まとめ



【第3部】 赤外線サーモグラフィによる接着接合部の非破壊検査
                                   矢尾板 達也 氏 / (株)ケン・オートメーション  [15:35~16:35]


【講演趣旨・説明】
 自動車や航空機では軽量化のために、アルミニウム、複合材、プラスチック等の多種材料が使用されている。このため同材料・異材間の溶接・接着・接合状態のニーズがあり、これらの個所の非破壊検査のが行われている。非破壊検査では、剥離や内部欠陥はもとより、溶接・接着強度の定量化が求められている。特に自動車や航空機の重要保安部品では、不具合品の排除はもとより、検査履歴を残すことはリコールの際の再検証にも役立つ。非破壊検査手法が確立できれば、破壊試験に伴う作業員や作業費用、廃棄に伴うコストが要らなくなるばかりでなく、検査した対象物を再度生産ラインに戻すことができる。
 ここでは赤外線サーモグラフィを使用した接着接合部の非破壊検査事例を紹介する。

【講演項目】
1. 赤外線
 1.1 赤外線とは
 1.2 赤外線カメラ
 1.3 非冷却赤外線カメラと冷却型赤外線カメラ
 1.4 赤外線カメラと赤外線サーモグラフィ
 1.5 高速赤外線カメラ

2. 赤外線サーモグラフィによる非破壊検査
 2.1 パルス・サーモグラフィ
 2.2 ロックイン・サーモグラフィ
 2.3 超音波励起サーモグラフィ
 2.4 誘導コイル励起サーモグラフィ
 2.5 レーザー励起サーモグラフィ

3. 非破壊検査事例
 3.1 自動車部品への適応事例
 3.2 航空機への適応事例