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工業的実用粘度測定における注意点とデータ解釈~JIS規格に基づく低粘度液体の特性測定法~ (2/10セミナー)
セミナー2/10 工業的実用粘度測定における注意点とデータ解釈



終了しました




工業的実用粘度測定における注意点とデータ解釈

~JIS規格に基づく低粘度液体の特性測定法~


PDFパンフレット(セミナー「工業的実用粘度測定における注意点とデータ解釈」)



 主 催


S&T出版株式会社

 日 時 ・ 場 所


日時:2016年2月10日(水) 13:00~16:30
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)

      →会場へのアクセス

 受 講 料 (税込)


43,200円(税込)  Eメール案内会員価格 41,000円 ※資料代を含む

  <1名様分の受講料で2名様まで受講できます。>
  ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
  ※2名様ご参加は2名様分の参加申込が必要です。ご連絡なく2名様のご参加はできません。
  ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。

  Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。

  →複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。

 講 師


大坪 泰文 氏 / 千葉大学 名誉教授

【ご略歴】
1978年 東北大学大学院工学研究科化学工学専攻博士課程修了(工学博士)
1978年 東北大学工学部 助手
1982年 千葉大学工学部 助手
1987年~1988年 米国 Princeton 大学Visiting Research Associate
1990年 千葉大学共同研究推進センター 助教授
2000年 千葉大学大学院工学研究科 教授
2015年 千葉大学定年退職、千葉大学名誉教授

【学会賞】
色材協会論文賞、日本機械学会ROBOMEC表彰、日本レオロジー学会賞

【研究内容】
分散系のレオロジーコントロールおよび安定性評価/エレクトロレオロジー流体の機構解明と流体デバイスの開発/重合硬化過程のレオロジー解析

 趣 旨


 粘度は、幾何学的条件が明確な流動場において定義された物性値であり、この定義に基づいて粘度計が構成されている。一方、工業的には、特殊な機器による流動性の特性測定が行われることがあるが、両者は必ずしも同じ物理量を意味しているわけではない。工業的実用測定法としてJIS規格にはいくつかの粘度計が定められており、この中には両タイプの粘度計が混在している。
 本セミナーでは、JISに規定されている粘度計を使用する際の測定上およびとデータ解釈上の注意点について解説する。

 受講に必要な知識


 高校での数学と力学についての予備知識があれば、これから粘度測定に係ろうとしている初心者でも理解できるように説明します。実際に粘度測定で苦労された技術者であればより理解しやすいと思います。

 本セミナーで得られる知識


 工業的実用測定法のよる粘度測定では、測定方法が違うとなぜ異なったデータとなるかがわかるようになります。また、客観性および再現性の高い粘度測定を行うためのコツがつかめるようになります。

 プログラム詳細


1. 粘度の定義と粘度挙動の現象論
 1.1 定常流動と粘度
  (1) せん断速度
  (2) 応力
  (3) 粘度の定義とニュートン流動
 1.2 非ニュートン流動
  (1) 擬塑性流動
  (2) ダイラタント流動
  (3) 塑性降伏
 1.3 時間依存性流動
  (1) チクソトロピー
  (2) レオペクシー
 1.4 粘度の測定原理
  (1) せん断モードの粘度測定
  (2) 流動モードの粘度測定
 1.5 動粘度とその工学的意味
 1.6 弾性効果を示す流体の非定常流動

2. 工業的実用粘度測定における注意点
 2.1 JISに規定されている粘度測定
  (1) 細管粘度計による粘度測定方法
  (2) 落球粘度計による粘度測定方法
  (3) 共軸二重円筒形回転粘度計による粘度測定方法
  (4) 単一円筒形回転粘度計による粘度測定方法
  (5) 円すい-平板形回転粘度計による粘度測定方法
  (6) 振動粘度計による粘度測定方法
 2.2 その他の粘度測定
  (1) 超音波のよる粘度測定
  (2) レーザーによる粘度測定