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有限要素法を根底から理解し、CAEの実務遂行能力を大幅に向上させるための応用技術数学と実務への適応のさせかた(入門~実務へ)(セミナー9/14)


終了しました




有限要素法を根底から理解し、CAEの実務遂行能力を大幅に向上させるための応用技術数学と実務への適応のさせかた(入門~実務へ)



主催 (有)アイトップ

申込用紙はこちら・パンフレットPDF (セミナー「有限要素法を根底から理解し、CAEの実務遂行能力を大幅に向上させるための応用技術数学と実務への適応のさせかた」)


 日 時 ・ 場 所


日時:2015年9月14日(月) 10:00~17:00 (昼食60分間) 受付開始 9:30
会場:青山DFビル 5階 青山セントラル セミナー会場 東京都港区南青山2-2-8 DFビル

    →会場へのアクセス

 受 講 料


非会員:48,600円(税込)
会 員:45,900円(税込)
(テキスト代含む(レーザープリンターでカラー片面印刷)、印刷していない面はメモに使用できます。)


<価格と会員登録について>
会員登録していただいた場合、通常1名様申込で48,600円(税込)から
 ★1名で申込の場合、45,900円(税込)へ割引になります。
 ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計48,600円(2人目無料)です。

 ※セミナー受講料に昼食代は含みません。セミナー会場周辺には多くの飲食店があります。
  また、セミナー会場でご持参されたお弁当などの昼食をとることもできます。
  セミナー会場に持ち込むドリンクは、基本的にフタ付きのペットボトル入りのものにして頂く様お願い申し上げます。


お申込はこちらのパンフレットをダウンロードしてFAXでお申込みください。
PDF (セミナー「有限要素法を根底から理解し、CAEの実務遂行能力を大幅に向上させるための応用技術数学と実務への適応のさせかた」)


 定員:20名 (先着順)

 講 師


小林 英男 氏 / (有)アイトップ 代表取締役 [技術コンサルタント、工学博士]


【略歴】
 東京電機大学工学部卒業後、リオン(株)に入社し、騒音・振動の測定・分析・対策、および海外事業部でセールスエンジニアとして従事。学生時代にカリフォルニア大学バークレイ校に語学研修、および毎日新聞社後援英語弁論大会で3位入賞。企業からの派遣で東京農工大学大学院工学研究科にて5年間特別研究員(産学協同研究、文部省認定)。
 (株)アマダに勤務し、工場における組立・製造・検査、海外事業部における技術サービスおよび技術コンサルタント、システム事業部における板金加工自動化ライン(FMS)開発・設計、また技術研究所においてアマダ製品の低騒音・低振動化および快適音化などの研究開発に携わり大ヒット商品を世に送り出すなど、製造、サービス、設計、開発、研究の実務経験を積んだ。
 その後、技術コンサルタントとして独立して20年が経過。リオン(株)、(株)小野測器、サイバネットシステム(株)等をはじめとして1部上場企業の研究、開発、設計部署を中心に、200社以上の企業に対し技術指導およびコンサルティングを実施。この間に先進国を中心に25ヶ国以上に出張し、エンジニアとして英語で仕事をするだけでなく、通訳・翻訳なども行う。
(社)日本騒音制御工学会認定技士
(社)日本音響学会技術開発賞受賞

 講師から一言


 有限要素法に関するセミナーを何度も開催する中で、受講者の方から以下のような質問を度々寄せられます。
 「業務で有限要素法を使用していますが、その理論まで理解しようとなると難解な数学が至る所で使われているためなかなか理解が進みません。なんとか理解したいのですが、一体どの様にすれば良いのでしょうか?」
 有限要素法についての技術セミナーは様々なところで行われていますが、有限要素法自体を真に根底から理解するための技術と、そのための数学をリンクさせながら解説する、いわゆる「技術数学」を扱ったセミナーは少ないように思われます。
 本セミナーでは、有限要素法にとって必須の行列・行列式の線形代数、有限要素法の定式化に必要不可欠のエネルギ原理や重み付き残差法におけるガラーキン法についても、単なる数学に終わらない、「技術数学」という観点から解説致します。

 本セミナーの対象者


1. 有限要素法の理論を理解するための数学をこれから勉強し始めようと考えている方
2. 「有限要素法を根底から理解するためには数学を勉強しなければならない」とは思ったものの、まだその目標を達成出来ていない方
3. 有限要素法の理論を構築している数学を、単なる数学としてだけでなく技術とリンクした技術数学として理解したい方
4. 有限要素法に振り回されないために、有限要素法を構築する理論まできちんと理解しておきたい方
5. 部下の管理・監督上、有限要素法がどのように構築されているか理解しておきたい方

 本セミナーで習得できる技術


1. 有限要素法を"ブラックボックス"として使用せずに済むようになる。
2. 有限要素法を始めとした数値解析結果に振り回されなくなるための基礎技術力が身に付く。
3. 大別して2種類ある有限要素法の構築理論を、数学を使用した理論自体から理解を積み上げることにより、有限要素法解析における技術ノウハウも自信を持って蓄積してゆけるようになる。

 プログラム


1. 有限要素法で重要になる行列と行列式の基礎
   1-1 どこで線形代数が関係してくるのか?
   1-2 線形代数における線形とは?
      【参考】測定器における線形とは?
   1-3 行列と行列式の特徴と相違点は?
     ① 行列とは?
     ② 行列式とは?
   1-4 行列の計算
     (1) 行列の基本形
     (2) 行列の和
     (3) 行列と実数の積
     (4) 行列と行列の積
      【参考】行列の積の一般形
     (5) 複数の行列の積
   1-5 行列式の計算
     (1) 4次の正方行列式の計算
   1-6 行列の基本的性質
     (1) 行と列の入れかえ
     (2) 2つの行(または列)の入れかえ
     (3) 2つの行が同じとき
     (4) 1つの行をm倍すると
     (5) 行列式分割
     (6) 列変形
     (7) 行列式の積
   1-7 逆行列とその求め方
   1-8 正則行とは?
   1-9 いろいろな行列
     (1) 単位行列
     (2) 転置行列
     (3) 正方行列
     (4) 対称行列
     (5) 交代行列
     (6) 対角行列
     (7) 上三角行列
     (8) 下三角行列
     (9) 直交行列
     (10) 連立一次方程式における係数行列
     (11) 連立一次方程式における拡大係数行列
     (12) トレース
     (13) 共役行列
     (14) 共役転置行列
     (15) 正規行列
     (16) ユニタリ行列
     (17) エルミート行列

2. 多元連立一次方程式
   2-1 行列による三元連立一次方程式の表記
      【参考】Σを使用して行列を表してみよう
   2-2 2元連立一次方程式を行列と行列式で解いてみよう

3. 階数(ランク)について
   3-1 階数(ランク)とは?
   3-2 連立一次方程式における階数と解の重要な関係
     ① 解の存在に関する重要な関係
     ② 解がある場合、解は一組か? それとも無数か?
     ③ 連立一次方程式における解の自由度
     ④ 解の自由度についての整理
     ⑤ 階数、未知数の数、解の関係の整理

4. 有限要素法のための変分原理とは?

5. 変分原理という名前の由来は?

6. 変分問題を物理的な観点から簡単に説明すると?

7. 変分問題を数学的な観点から簡単に説明すると?

8. 仮想変位の原理と仮想仕事の原理
   8-1 力とエネルギ、どちらが扱いやすい?
   8-2 歴史的背景
   8-3 仮想変位の原理と仮想仕事の原理を具体的に考えてみよう!
   8-4 外力による仮想仕事と内力による仮想仕事
   8-5 仮想仕事の原理
   8-6 仮想仕事の原理を弾性棒に適用してみよう!

9. 弾性体における仮想仕事の原理
   9-1 抵抗では?
   9-2 コイルでは?
   9-3 コンデンサでは?
   9-4 インピーダンスとは? インピーダンスの計算のしかたは?

10. 仮想仕事の原理を理解するための練習問題
   (1) 直列ばねの場合
   (2) トラスの場合

11. 仮想仕事の原理を理解するための練習問題
   11-1 重み付き残差法とは?
   11-2 ガラーキン法とは?
   11-3 近似解の一般形と考えてみよう!
   11-4 補間のしかたと内挿関数
   11-5 ガラーキン法による近似計算の例
   11-6 評価版(無料)の有限要素法ソフトの入手方法と操作の独習方法

12. 質疑応答