機械設計とCAEのための材料力学・応力解析とその先の力学(弾性力学・塑性力学・疲労解析・破壊力学・振動工学)との連携のさせかた(入門~実務へ)(セミナー9/17)
機械設計とCAEのための
材料力学・応力解析とその先の力学
(弾性力学・塑性力学・疲労解析・破壊力学・振動工学)
との連携のさせかた(入門~実務へ)
主催 (有)アイトップ
申込用紙はこちら・パンフレットPDF (セミナー「機械設計とCAEのための材料力学・応力解析とその先の力学(弾性力学・塑性力学・疲労解析・破壊力学・振動工学)との連携のさせかた」)
日 時 ・ 場 所
日時:2015年9月17日(木) 10:00~17:00 (昼食60分間) 受付開始 9:30
会場:青山DFビル 5階 青山セントラル セミナー会場 東京都港区南青山2-2-8 DFビル
→会場へのアクセス
受 講 料
非会員:48,600円(税込)
会 員:45,900円(税込)
(テキスト代含む(レーザープリンターでカラー片面印刷)、印刷していない面はメモに使用できます。)
<価格と会員登録について>
会員登録していただいた場合、通常1名様申込で48,600円(税込)から
★1名で申込の場合、45,900円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計48,600円(2人目無料)です。
※セミナー受講料に昼食代は含みません。セミナー会場周辺には多くの飲食店があります。
また、セミナー会場でご持参されたお弁当などの昼食をとることもできます。
セミナー会場に持ち込むドリンクは、基本的にフタ付きのペットボトル入りのものにして頂く様お願い申し上げます。
定員:20名 (先着順)
講 師
小林 英男 氏 / (有)アイトップ 代表取締役 [技術コンサルタント、工学博士]
【略歴】
東京電機大学工学部卒業後、リオン(株)に入社し、騒音・振動の測定・分析・対策、および海外事業部でセールスエンジニアとして従事。学生時代にカリフォルニア大学バークレイ校に語学研修、および毎日新聞社後援英語弁論大会で3位入賞。企業からの派遣で東京農工大学大学院工学研究科にて5年間特別研究員(産学協同研究、文部省認定)。
(株)アマダに勤務し、工場における組立・製造・検査、海外事業部における技術サービスおよび技術コンサルタント、システム事業部における板金加工自動化ライン(FMS)開発・設計、また技術研究所においてアマダ製品の低騒音・低振動化および快適音化などの研究開発に携わり大ヒット商品を世に送り出すなど、製造、サービス、設計、開発、研究の実務経験を積んだ。
その後、技術コンサルタントとして独立して20年が経過。リオン(株)、(株)小野測器、サイバネットシステム(株)等をはじめとして1部上場企業の研究、開発、設計部署を中心に、200社以上の企業に対し技術指導およびコンサルティングを実施。この間に先進国を中心に25ヶ国以上に出張し、エンジニアとして英語で仕事をするだけでなく、通訳・翻訳なども行う。
(社)日本騒音制御工学会認定技士
(社)日本音響学会技術開発賞受賞
講師から一言
3次元CADにアドオンして使用できる設計者向けCAE(有限要素法などによる数値解析ソフト)の普及で、機械設計においてCAEは"電卓感覚"で使用できるようになってきていますが、その解析結果の妥当性検証にまずは材料力学の知識が必要不可欠です。
本講座では、材料力学における内容を互いに連携してわかりやすく解説し、実務に運用できる基礎的な能力を身につけて頂くための講座です。
また、材料力学の延長線上には、「弾性力学」、「塑性力学」、「疲労力学」、「破壊力学」、「振動工学」がありますが、これらへの橋渡しの内容についても解説します。
機械設計には、材料力学だけでなくこれらの力学についても関連性を含め、理解しておくことが大変重要になります。このようなセミナーは、日本ではこのセミナーだけだと思われます。
明瞭かつわかりやすい解説で定評のある講師が、機械系エンジニア以外(電気・電子・化学・文系などの出身)のエンジニアにもわかりやすく解説しますので、ぜひご気軽にご参加下さい。
プログラム
1. 材料力学を勉強(復習)する前に、物体の運動について考えてみよう!
1-1 物体の種類
1-2 運動の分類
1-3 力の分類
1-4 力学の分類
1-5 そもそもモーメントとは?
2. 材料力学ことはじめ
2-1 材料力学とは?
2-2 材料力学での取り扱い方
2-3 材料力学の概念図
2-4 外力と内力(応力)、そしてそれらの整理
2-5 軟鋼の応力-ひずみ線図
2-6 アルミ、鋳鉄などの応力-ひずみ線図
2-7 なぜ「ひずみ」という量が必要なのか?
変位とひずみの違いは? いろいろなひずみを整理
3. 力学量と変形量の間の関係とは?
3-1 力学量と変形量の整理
3-2 応力とひずみにもフックの法則
3-3 力と変形量にもフックの法則
4. 材料力学における各特性値
4-1 物質的特性値(物性値)
4-2 単位について
4-3 SI単位に用いる主な接頭語
4-4 単位の換算
4-5 機械的物性値
4-6 一般材料の物性
4-7 幾何学的特性値
① 断面2次モーメント(慣性モーメントとの違いは?)
② 断面2次極モーメント
③ 断面係数
④ 極断面係数
⑤ 断面2次半径
5. はり
5-1 曲げに強い断面形状とは? 曲げ応力とは?
5-2 せん断力と曲げモーメントの符号
5-3 せん断力図(SFD)と曲げモーメント図(BMD)
なぜ、SFDとBMDを描くのか?
5-4 最大曲げモーメントの発生場所
5-5 曲げ剛性を改善する方法
5-6 はりのたわみ量の求めかた
6. 許容応力と安全率
6-1 許容応力とは
6-2 基準強さは一概に決められない!
7. CAE(有限要素法)による応力解析のしかたを式を使用せずに言葉で解説!
8. CAE(有限要素法)の応力解析結果にて重要になる各種応力とは?
8-1 主応力(最大主応力、中間主応力、最小主応力)とは?
8-2 ミーゼスの相当応力とは?
9. 有限要素法ソフト
希望者には、有限要素法ソフトの45日間評価版の入手方法を説明致します。45日経過直後に当社にご連絡いただければ、300節点版として継続使用できる方法をご案内させて頂きます。
このソフトでは応力解析、熱解析、振動解析、熱応力解析ができます。また、このソフトの使い方についても、要領の良い勉強法を解説致します。
10. 弾性力学の実務上のポントをワン・ポイント解説
11. 塑性力学の実務上のポイントをワン・ポイント解説
12. 疲労解析の実務上のポイントをワン・ポイント解説
13. 破壊力学の実務上のポイントをワン・ポイント解説
14. 振動工学の実務上のポイントをワン・ポイント解説
15. 質疑応答