AT160708 新・流体のCAE:層流から乱流までの数値解析方法と技術ノウハウ(基礎)
新・流体のCAE:層流から乱流までの数値解析方法と
技術ノウハウ(基礎)
主催 (有)アイトップ
日 時 ・ 場 所
日時:2016年7月8日(金) 10:30~16:30 (昼食60分間) 受付開始 10:15
会場:青山DFビル 5階 青山セントラル セミナー会場 東京都港区南青山2-2-8 DFビル
→会場へのアクセス
受 講 料
38,880円(税込)
(テキスト代含む(レーザープリンターでカラー片面印刷)、印刷していない面はメモに使用できます。)
※1社から2名様以上同時にお申込み頂きますと、2名様目から受講料を5,400円割引させて頂きます。
※セミナー受講料に昼食代は含みません。セミナー会場周辺には多くの飲食店があります。
また、セミナー会場でご持参されたお弁当などの昼食をとることもできます。
セミナー会場に持ち込むドリンクは、基本的にフタ付きのペットボトル入りのものにして頂く様お願い申し上げます。
定員:20名 (先着順)
講 師
小林 英男 氏 / (有)アイトップ 代表取締役 [技術コンサルタント、工学博士]
【略歴】
東京電機大学工学部卒業後、リオン(株)に入社し、騒音・振動の測定・分析・対策、および海外事業部でセールスエンジニアとして従事。学生時代にカリフォルニア大学バークレイ校に語学研修、および毎日新聞社後援英語弁論大会で3位入賞。企業からの派遣で東京農工大学大学院工学研究科にて5年間特別研究員(産学協同研究、文部省認定)。
(株)アマダに勤務し、工場における組立・製造・検査、海外事業部における技術サービスおよび技術コンサルタント、システム事業部における板金加工自動化ライン(FMS)開発・設計、また技術研究所においてアマダ製品の低騒音・低振動化および快適音化などの研究開発に携わり大ヒット商品を世に送り出すなど、製造、サービス、設計、開発、研究の実務経験を積んだ。
その後、技術コンサルタントとして独立して20年が経過。リオン(株)、(株)小野測器、サイバネットシステム(株)等をはじめとして1部上場企業の研究、開発、設計部署を中心に、200社以上の企業に対し技術指導およびコンサルティングを実施。この間に先進国を中心に25ヶ国以上に出張し、エンジニアとして英語で仕事をするだけでなく、通訳・翻訳なども行う。
(社)日本騒音制御工学会認定技士
(社)日本音響学会技術開発賞受賞
講師から一言
流体力学や数値流体解析(CFD)を理解するためには、流体特有の現象やその表し方、それらをどのような偏微分方程式で表すかなど、ハードルが高く機械工学を卒業したエンジニアでも通常は大変苦労されるのではないかと思います。
本セミナーでは、講師の私自身が苦労した経験を踏まえ、これから流体力学や数値流体解析を勉強されるかた、現在勉強しているけれど苦労されているかた、現在、数値流体解析の仕事に携わっているが理論がわからないので解析はしたけれどその後がというかた、部下の管理監督上理解しておきたいというかたにわかりやすく解説致します。
層流だけでなく乱流の計算方法についても解説致します。
また、流体解析の新しい方法として脚光をあびている粒子法についても解説致します。
プログラム
1. 数値流体解析(CFD)とは?
1-1 数値流体力学って何?
1-2 CFD以前の歴史的変遷の概要
2. 流体を表すための考え方
2-1 流体とは? 流れとは?
2-2 流体の連続体近似とは?
2-3 流体粒子とは?
2-4 完全流体、粘性流体、非粘性流体、圧縮性流体、非圧縮性流体とは?
2-5 層流、乱流とは?
2-6 乱流はなぜ大変なのか?
2-7 レイノルズ数、ストローハル数、マッハ数とは?
(1) レイノルズ数とは?
(2) ストローハル数とは?
(3) マッハ数とは?
2-8 レイノルズ数の便利なところ
2-9 ラグランジュ的方法とオイラー的方法
2-10 流体に働く力とは?
2-11 流体の速度とは?
2-12 実質加速度と実質微分
2-13 流れを記述するためにはどのような変数が必要になるか?
3. 流体の保存則と支配方程式
3-1 流体の場合の質量保存則とその導出
3-2 ナビエ・ストークスの方程式をわかりやすく導出
4. 乱流の計算
4-1 乱流の考え方
4-2 乱流を計算するための各種のモデル化のしかたとそれぞれの特徴
5. 数値流体解析手法における有限差分法、有限要素法、有限体積法の特徴とは?
5-1 有限差分法とは?
5-2 有限要素法とは?
5-3 有限体積法とは?
5-4 有限差分法、有限要素法、有限体積法の長所・短所を表に整理
6. 注目されている粒子法とは?
7. 質疑応答