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AT160711 新・繰返し疲労と破壊解析:実務のための解析と計算のしかた



受付を終了しました




新・繰返し疲労と破壊解析:
実務のための解析と計算のしかた




主催 (有)アイトップ

 日 時 ・ 場 所


日時:2016年7月11日(月) 10:30~16:30 (昼食60分間) 受付開始 10:15
会場:青山DFビル 5階 青山セントラル セミナー会場 東京都港区南青山2-2-8 DFビル

    →会場へのアクセス

 受 講 料


38,880円(税込)
(テキスト代含む(レーザープリンターでカラー片面印刷)、印刷していない面はメモに使用できます。)


 ※1社から2名様以上同時にお申込み頂きますと、2名様目から受講料を5,400円割引させて頂きます。
 ※セミナー受講料に昼食代は含みません。セミナー会場周辺には多くの飲食店があります。
  また、セミナー会場でご持参されたお弁当などの昼食をとることもできます。
  セミナー会場に持ち込むドリンクは、基本的にフタ付きのペットボトル入りのものにして頂く様お願い申し上げます。

 定員:20名 (先着順)

 講 師


小林 英男 氏 / (有)アイトップ 代表取締役 [技術コンサルタント、工学博士]


【略歴】
 東京電機大学工学部卒業後、リオン(株)に入社し、騒音・振動の測定・分析・対策、および海外事業部でセールスエンジニアとして従事。学生時代にカリフォルニア大学バークレイ校に語学研修、および毎日新聞社後援英語弁論大会で3位入賞。企業からの派遣で東京農工大学大学院工学研究科にて5年間特別研究員(産学協同研究、文部省認定)。
 (株)アマダに勤務し、工場における組立・製造・検査、海外事業部における技術サービスおよび技術コンサルタント、システム事業部における板金加工自動化ライン(FMS)開発・設計、また技術研究所においてアマダ製品の低騒音・低振動化および快適音化などの研究開発に携わり大ヒット商品を世に送り出すなど、製造、サービス、設計、開発、研究の実務経験を積んだ。
 その後、技術コンサルタントとして独立して20年が経過。リオン(株)、(株)小野測器、サイバネットシステム(株)等をはじめとして1部上場企業の研究、開発、設計部署を中心に、200社以上の企業に対し技術指導およびコンサルティングを実施。この間に先進国を中心に25ヶ国以上に出張し、エンジニアとして英語で仕事をするだけでなく、通訳・翻訳なども行う。
(社)日本騒音制御工学会認定技士
(社)日本音響学会技術開発賞受賞

 講師から一言


 疲労破壊を未然に防止するには、その前過程である塑性変形の理解が大事であり、同時に、時間と共にき裂進展することから、き裂の力学である破壊力学の理解も大事です。一見相反する塑性変形と破壊現象を構築しているそれぞれの学問体系の理解は疲労破壊の本質にせまることになります。
 構造部材の設計者・技術者において、部材の強度は設計の基本となる重要な因子です。疲労破壊においては、この部材の強度と共に、部材の構造、変動負荷、材料の3大要因を有効に制御し、その防止対策の構築が求められます。本セミナーでは、疲労破壊などの破壊防止に携わる技術者・設計者はその未然防止に有効な指針を取得し、加えてこれから疲労破壊の基礎を学ぶ意欲のある技術者・設計者においては、疲労破壊と破壊力学の基礎知識を得る場となると確信しています。
 疲労の基礎研究を職務とする大学の研究者とは異なり、疲労などの破壊の未然防止が第一である会社の技術者・設計者においては、疲労破壊を狭く詳細に理解することより、疲労破壊を大局的に理解し、従事している仕事に生かすことが大事であると思います。
 本セミナーでは、疲労破壊の未然防止のため、疲労破壊の主要因である塑性変形、構造物の破壊におけるき裂の力学である破壊力学を疲労破壊と共に平易に説明します。

 プログラム


1. 金属疲労の基礎
 1-1 金属疲労とは
 1-2 金属疲労のメカニズム

2. 金属疲労の要因となる塑性変形
 2-1 金属疲労に与える塑性変形の役割
 2-2 塑性変形の支配要因

3. 破壊力学の基礎
 3-1 様々な応力集中がもたらす想定外応力
 3-2 応力集中の定量的特性の応力拡大係数の役割
 3-3 疲労破壊の最終局面の破壊靭性

4. 金属疲労の損傷から最終破断過程
 4-1 損傷
 4-2 き裂発生
 4-3 き裂進展
 4-4 破断

5. 過去の疲労破壊事故から学ぶ疲労の教訓
 5-1 様々な構造物の疲労破壊事故

6. 疲労寿命予測と防止策
 6-1 基礎データから構造物の疲労寿命予測
 6-2 構造物の疲労破壊防止策の提言

7. 総合計算練習と解説

8. 質疑応答