リチウムイオン電池産業の反撃に向けて(韓国、中国、米国、欧州の実際動向を探る) (セミナー12/4)
リチウムイオン電池産業の反撃に向けて
(韓国、中国、米国、欧州の実際動向を探る)
主催 株式会社シーエムシー・リサーチ
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技術に優れた日本のリチウムイオン電池が、市場首位の座を韓国メーカーに奪われた。また近年では、ドイツやイタリアといった欧州勢や中国勢が日本より技術が勝っている状況もみられる。
今、韓国勢は中大型リチウムイオン電池で攻勢をかけ、大規模投資を続けて価格を下げ、シェアを獲得に動く中、中国ではエコカーの累積販売目標を2020年までに500万台に設定し、補助金を大幅拡大し、充電所も拡充していく方向である。
日本の電池メーカーは活動を活発化している韓国企業との厳しい競争が避けられない以上、日本での電池事業の基盤固めが重要になってくる。
本セミナーでは、小沢エネルギー研究所の小沢代表とLG化学のシニアアドバイザーの江口氏を講師に招き、中長期的な視点で、今後の日本のリチウムイオン電池産業復活に向けた課題をセミナーで紹介する。
日 時 ・ 場 所
日時:2015年12月4日(金) 13:00~16:30 開場12:30
会場:連合会館 4階 405会議室 東京都千代田区神田駿河台3-2-11
→会場へのアクセス
受 講 料
48,600円(税込) ※資料代含む
講 師
1 小澤 和典 氏 / 小澤エネルギー研究所 代表
2 江口 安仁 氏 / Senior Adviser, Advanced BMS H/W project, Battery R&D, Research Park, LG Chemical.
プログラム
1.中国・米国・欧州のリチウムイオン電池産業の動向 13:00~14:40(質問等含)
小澤エネルギー研究所 代表 小澤 和典 氏
<概要>
ソニーが世界に先駆けてリチウムイオン電池の量産化に成功し、その後もしばらく世界をリードできたのは、日本人特有のすり合わせの文化が貢献したと思われる。米国は個人主義が強く、欧州は貴族文化が強いためほぼ壊滅状態となった。しかし日本の閉じこもる文化の弊害が大きくなると、韓国・中国にその地位を奪われてしまった。この状況をいかに回復するかを念頭に置きながら世界のリチウムイオン電池産業の動向を解説する。
<講演内容>
1.動力用に焦点を
2.中国の材料メーカー
2.1 中国の正極材料メーカー
2.2 中国の負極材料メーカー
2.3 中国のセパレータメーカー
2.4 中国の電解液メーカー
3.中国の電池工場
4.中国のEV事情
5.欧州のリチウムイオン電池産業
6.米国のリチウムイオン電池産業
7.新天地を求めて
2.LG化学における自動車用のリチウムイオン電池システムの開発 14:50~16:30(質疑等含)
Senior Adviser, Advanced BMS H/W project, Battery R&D, Research Park, LG Chemical. 江口 安仁 氏
<概要>
ソニーを退職後、韓国のLG化学に技術顧問として携わって早くも約15年になった。 自動車用Li-ion電池パックの主要技術であるバッテリーマネージメントシステム(BMS)の開発が当初からの目的であった。当時BMS用の制御ICは 殆どなく、ASIC開発が余儀なくされた。ASICの 開発とGMとの共同開発がうまく合致し、LGの自動車電池ビジネスの礎になったものと考えている。そこで、ASIC開 発とGM VOLT用Battery開発の技術的エピソードをとともに、韓国での仕事や日常生活を通して今昔の感想などを紹介する。
<講演内容>
1.LG化学の紹介(韓国最大の化学メーカー)
2.自動車用バッテリーシステム開発
・ASIC開発
・GM VOLTバッテリーシステム開発
3.LGの今後と課題
4.韓国生活のエピソード
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