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排熱利用発電が動き出す
~注目されるバイナリー発電の技術開発と見えてきた工場排熱や下水汚泥処理への適用~(セミナー2/24)


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排熱利用発電が動き出す

~注目されるバイナリー発電の技術開発と見えてきた工場排熱や下水汚泥処理への適用~




主催 株式会社 新社会システム総合研究所


申込用紙・パンフレットPDF (セミナー「排熱利用発電が動き出す」)




日時・場所


日時:2015年2月24日(火) 13:00~16:30
会場:SSK セミナールーム 東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F 03-5532-8850

    →会場へのアクセス

受講料


1名につき 32,400円(税込)
同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 27,000円(税込)


講師


<1> 森豊技術士事務所 代表 工学博士 森 豊 氏

【プロフィール】
1976年 早稲田大学理工学部卒業
株式会社荏原製作所にて流体機械、バイナリーサイクル発電、燃料電池コージェネシステムの設計開発を担当。
2008年より森豊技術士事務所にて技術コンサルタントを務める。
技術士(機械)、博士(工学)、早稲田大学非常勤講師

<2> 三井造船株式会社 機械・システム事業本部 企画管理部(事業開発グループ) 主管 河地 良彦 氏

【プロフィール】
1977年三井造船(株)入社、以来、化学プラントのプロセス設計、エネルギー、環境関係のプロセス開発、事業開発に従事。

<3> メタウォーター株式会社 プラントエンジニアリング本部 資源再生技術部 第一グループ 係長 技術士 木村 英人 氏

【プロフィール】
1992年 東京水産大学水産学部卒業(現、東京海洋大学)
1992年より都市ごみ焼却施設の排熱発電設備を含む基本設計・実施設計を担当。
2011年よりメタウォーター株式会社にて、アンモニア-水サイクルを用いたバイナリーサイクルを下水汚泥焼却の排熱に最適化する開発・設計を担当。
技術士(衛生工学)


プログラム詳細


<1>バイナリーサイクル発電による熱利用技術の動向と展開  【13:00~14:00】

 最近、未利用エネルギーや再生可能エネルギーの有効利用の観点から、バイナリーサイクルによる発電が注目を集めている。バイナリーサイクルの基本原理や特徴を解説するとともに、現在市場投入している種々のバイナリー発電設備についてその特徴を紹介する。また、工場廃熱について種類と分布、及びバイナリー発電の適用性について概要を説明する。

 1. バイナリーサイクルについて
 2. バイナリーサイクルの基本原理と特徴
 3. バイナリーサイクル発電設備の動向
 4. 地熱、温泉熱発電への適用
 5. 工場排熱の種類と分布
 6. 工場排熱への適用
 7. 課題とまとめ
 8. 質疑応答/名刺交換


<2>VPCバイナリー発電装置の開発と中低温排熱利用技術  【14:10~15:15】

 三井造船は、70~250℃の中低温熱エネルギーから電力を回収するVPC(Variable Phase Cycle)を採用したバイナリー発電装置を開発しました。同じ熱源からより多くの熱エネルギーを回収できるシステムで、出力範囲は電気事業法規制緩和対象を中心に50~1000kWです。ガスエンジン排熱、工場排熱、地熱、温泉水などに適用できます。

 1. VPCバイナリー発電装置開発の経緯
 2. VPC(熱サイクル)の説明(ORCとの比較)
 3. VPT(Variable Phase Turbine)の構造
 4. VPCバイナリー発電装置の特長
 5. VPCバイナリー発電装置のシリーズ化
 6. VPCバイナリー発電の適用事例
 7. 質疑応答/名刺交換


<3>下水処理場へのバイナリー発電の適用  【15:25~16:30】

 我が国の下水処理システムはエネルギーを大量に消費しているが、大震災以降の不安定な電力需給環境やエネルギーコスト高騰により、下水処理に要するエネルギー消費の一層の低減が求められている。中でも下水汚泥は約7割が焼却されており、その排熱を利用する技術が期待される。
本講演では、バイナリー発電を下水汚泥特有の条件に最適化した技術の有効性と実証成果について解説する。

 1. 下水処理における省エネ・創エネ
 2. バイナリー発電技術について一般概要
 3. アンモニア-水サイクルの説明(ORCとの比較)
 4. 下水処理場の熱源・冷却源の特徴
 5. 導入するアンモニア-水サイクルの説明
 6. 下水処理場への適応
 7. 導入効果
 8. 質疑応答/名刺交換