多機能成形技術による世界戦略 - EWインモールド成形と精密一体成形の応用が拓く世界 -(セミナー12/5)
多機能成形技術による世界戦略
- EWインモールド成形と精密一体成形の応用が拓く世界 -
主催 有限会社カワサキテクノリサーチ
お申し込み用紙のダウンロードはこちら
このセミナーは、(有)カワサキテクノリサーチが申込手続きを行います。
本年の締め括りに選んだKTRセミナー(金曜フォーラム)の主題は「多機能成形技術による世界戦略 - NEW インモールド成形と精密一体成形の応用が拓く世界-」です。
カワサキテクノリサーチ(KTR)は高機能、高性能樹脂の特性と応用に関するセミナーを持続的に主催してきました。これらの主な内容は適宜弊社の会報(カワサキテクノ短信)などで紹介しております。
さて今回は成形技術の最新情報にフォーカスしたいと考えました。大和化成の澤田会長からは「リチウムイオン電池に代表される精密・樹脂/金属一体成形技術の拡がりと展望と題するお話を頂き、富士加飾の杉野社長からは「インモールド成形が拓く世界とビジネスチャンス」とのテーマで問題提起をしていただきます。
KTRスタッフの高性能樹脂に関する話題提供(技術・市場動向のトピックス)も力が入っておりますので、どうか本年最終のセミナー(金曜フォーラム)への参加のほどよろしくお願いいたします。
日時・場所
日時:2014年12月5日(金) 12:30(開場)~17:00
会場:シキボウホール 7F 大阪市中央区備後町3丁目2-6
→会場へのアクセス
参加費
KTRコンサルテーション・サービス会員 15,000円(税込) 非会員 28,000円(税込)
プログラム概要
1 「高性能樹脂の技術動向と世界市場」
元東洋紡(株) エンプラ事業部 江口 英樹 氏<KTR> 【13:00~13:45】
現在編集中の各種樹脂全体動向を踏まえて、気になる高性能技術と市場トピックスに迫ってみたい。特に、弊社でも手掛けた放熱性や軽量化を意識し金属と各種樹脂接合の開発例に興味を持っている。
2 「リチウムイオン電池に代表される精密・樹脂/金属一体成形技術の拡がりと展望」
大和化成(株) 代表取締役会長 澤田 明伸 氏 【13:50~15:00】
電池部品のパイオニアとして製品に求められる機能向上に関わり、30年ものづくりを進めている。
ガスケットの要点は樹脂/金属接合技術にあり、ナノテクロジーを応用した金属とプラスチック結合・固着させることで機能開発・設計を手掛け、試作から量産まで取組んでいる。
我社が取組む接合技術についての私見を述べてみたい。
休憩(10分間)
3 「インモールド成形が拓く世界とビジネスチャンス–IMDからIMRへの展開による無限可能性-」
富士加飾(株) <元神戸製鋼所> 代表 杉野 守彦 氏 【15:10~16:20】
1. IMD(デザイン加飾)からIMR(加飾と機能性膜の付与)
2. 機能性膜(耐熱、高硬度)による高性能樹脂への適応性拡大
3. 高機能樹脂の外装分野への適用性拡大
下記①、②、③項の技術導入による、新しいビジネスチャンス到来と新しいビジネス実現のための諸条件
①IMR金型技術の導入
②高性能樹脂用金型技術の確立とホットランナー技術の導入
③IMR成型機の整備と成形技術の導入
4. 第二世代のIMR(Reinforcement)の開発開始
5. 低コストの量産技術ととらえたIMR成形手法の今後の発展性
IMR成形技術は、樹脂成形品に機能性を与えるのみならず、補強材の複合化手段としても有効。特に曲げ強度、弾性率は、
成形品の表面にガラス繊維織布、炭素繊維織布を複合化することにより、PA、PPS、PES等超エンプラ樹脂の繊維強化材
では達成きなかった金属料を上回る機械的性能の達成が可能。
(今回展開したいのは技術論だけではない。日本の技術の空洞化を挽回する戦略的提言である。)
講師を囲んでの交流会 【16:30~17:00】
お申し込み用紙のダウンロードはこちら
このセミナーは、(有)カワサキテクノリサーチが申込手続きを行います。