フィルム製造工程の解析の基礎と応用【大阪開催】(セミナー6/9)
企業での豊富な経験や大学での種々の企業との共同研究等、実例を交えながら解説する!!
フィルム製造工程の解析の基礎と応用【大阪開催】
押出・キャスティング工程から延伸工程、巻取り工程の基礎と最新の研究成果を詳解!!
主催 (株)R&D支援センター
申込用紙はこちら・パンフレットPDF (セミナー「フィルム製造工程の解析の基礎と応用【大阪開催】」)
日 時 ・ 場 所
日時:2015年6月9日(火) 10:30~16:30
会場:ドーンセンター 4F 中会議室2 大阪府大阪市中央区大手前1丁目3番49号
→会場へのアクセス
受 講 料
非会員:49,980円(税込)
会 員:47,250円(税込)
学校関係者:10,800円(税込)
※昼食・資料付
※会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
※学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
特典
講師著書の『フィルム製造工程の解析の基礎と応用』(2015)をセミナーテキストとは別途、当日にお渡しいたします。
ただし2名同時申込み適用の場合は2名で1冊となります。
セミナー用のテキスト資料は1につき1冊お渡しいたします。
お申込はこちらのパンフレットをダウンロードしてFAXでお申込みください。
PDF (セミナー「フィルム製造工程の解析の基礎と応用【大阪開催】」)
定員:30名
※ 現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
講 師
山田 敏郎 氏 / 金沢大学 名誉教授
【講師略歴】
1973年03月 金沢大学工学研究科修士卒(化学工学専攻科)
1973年04月 東洋紡績(株)入社:犬山工場(フイルム製造)
1974年03月 総合研究所:PET連続製造プロセスの開発 ⇒学位(1989)
1976年08月 膜分離技術の開発/PET重合シミュレーション・琵琶湖汚染シミュレーション等のソフト開発
1979年10月 400℃耐熱無機膜(多孔質ガラス膜)モジュ-ルの開発(C1化学国家プロジェクト参加)
1982年02月 磁気テープ用ベースフイルムの開発(全社プロジェクト)
1994年05月 高強度・高耐熱繊維用新規ポリマー製造プロセスの開発(全社プロジェクト)
1995年07月 東洋紡績(株)退社、金沢大学へ転任、現在に至る
【研究分野】 高分子成形加工技術(フィルム及び繊維の製造技術)・高分子重合技術
趣 旨
押出・キャスティング工程から延伸工程、巻取工程までのフィルム製造時において、様々な課題に遭遇する。これらの課題を解決するための基礎技術から最近の研究成果までを、実例を交えながら、理論解析を中心に解説する。フィルム製造時の基本技術はもちろんのこと、厚みムラや幅方向の物性差の要因となるボーイング現象や光学フィルム等で問題となる延伸工程中での分子配向軸やレターデーション挙動の予測法を紹介する。
プログラム
1. フィルム製膜・延伸技術概論
2. 押出・キャスティング工程の解析
3. ピニング装置を有するキャスティング工程のシミュレーションモデル
4. 延伸工程における解析
4-1. フィルム縦延伸工程のシミュレーションモデルの提案
4-2. 横延伸工程中でのフィルムの分子配向状態の予測
4-3. 多層フィルムの横延伸工程中の変形挙動
4-4. PTFEフィルム延伸時の変形挙動の予測
4-5. ロール引抜延伸工程中でのシート変形挙動解析
5. 乾式製膜法におけるシミュレーション
6. In situ 高次構造解析用二軸延伸試験機の概要