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フラクトグラフィーおよびその破損事例への応用(セミナー7/28)


終了しました




フラクトグラフィーおよびその破損事例への応用



主催 (株)R&D支援センター


申込用紙はこちら・パンフレットPDF (セミナー「フラクトグラフィーおよびその破損事例への応用」)



 日 時 ・ 場 所


日時:2015年7月28日(火) 10:30~16:30
会場:江東区産業会館 第1会議室 東京都江東区東陽4-5-18

    →会場へのアクセス

 受 講 料


非会員:49,980円(税込)
会  員:47,250円(税込)
学校関係者:10,800円(税込)


※昼食・資料付

 ※会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
  ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
  ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
 ※学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。


お申込はこちらのパンフレットをダウンロードしてFAXでお申込みください。
PDF (セミナー「フラクトグラフィーおよびその破損事例への応用」)


 定員:30名
  ※ 現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。

 講 師


西田 新一 氏 / 佐賀大学 名誉教授 技術コンサルタント 工学博士


【ご専門】 材料強度学

 趣 旨


 製造・販売した、あるいは使用中の機器部材の一つの不具合によっては、会社の存立そのものが危うくなる場合も起こり得る。それ程までに製品の品質保証等に、安全性・信頼性が求められるような時代になっていると考えられる。かかる場合、不具合の原因を解析し、キチンとした対策を施すのが最良の方法であろう。そのためには、破損部材の観察は欠かせない。すなわち、フラクトグラフィーは、最も重要な項目の一つとなっている。
 周知のごとく、破損事故の90%以上は、直接・間接的に「疲労」に起因すると言われているが、今なお「疲労」による破損事故は無くなってはいない。その理由として、疲労破損事故は、稼働後数年以上経過してから発生する場合が多いこと、現在のように計算技術が発達し、マクロ的解析には極めて有用ではあるが、疲労はミクロ的現象に起因すること、過去の技術の継承がスムースに行われていないこと、などを挙げることができよう。
 本講習会では、破損の事例をいくつか紹介しつつ、それらの解析を通じて、どのように設計に反映すべきか等を、習得できるように丁寧に解説いたします。

 プログラム


1. 最近の事故例と破損の統計的解析結果
  (1) マスコミに登場した破損事例の紹介
  (2) 設計の基本的考え方の推移
  (3) 破損の定義
  (4) 破損事故の発生条件と破損の内訳
  (5) 破損発生による損失
  (6) 破損に関与する因子

2. 破損解析手法
  (1) 試料の切断と解析項目
  (2) 腐食生成物(錆)の除去方法
  (3) 錆発生による溶損と破面の変化

3. 種々の破面のフラクトグラフィー
  (1) 延性破面
  (2) ぜい性破面
  (3) 疲労破面
  (4) 遅れ破壊
  (5) 応力腐食割れ
  (6) 焼割れ
  (7) クリープ破面
  (8) 転がり疲労破面
  (9) 液体金属割れ
  (10) 二次加工割れ
  (11) その他の割れ

4. 破損事故例とフラクトグラフィーの応用
  (1) 溶接部からの破損事例解析と対策
  (2) 軸の破損事例解析と対策
  (3) バルブの破損事例解析と対策
  (4) 各種ボルトの破損事例解析と対策
  (5) 質問に答える

5. まとめ(破損解析をベースに提言)

【質疑応答・名刺交換】