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R160609-3 高分子構造形成の基礎とシミュレーション手法【大阪開催】


構造形成の基礎からモデリング手法やシミュレーション手法まで分かりやすく解説!



終了しました




高分子構造形成の基礎とシミュレーション手法
【大阪開催】



主催 (株)R&D支援センター


申込用紙はこちら・パンフレットPDF (セミナー「高分子構造形成の基礎とシミュレーション手法【大阪開催】」)



 日 時 ・ 場 所


日時:2016年6月9日(木) 11:00~16:30
会場:ドーンセンター 4F 中会議室3 大阪府大阪市中央区大手前1丁目3番49号

    →会場へのアクセス

 受 講 料


非会員:49,980円(税込)
会  員:47,250円(税込)
学校関係者:10,800円(税込)


※昼食・資料付き

 ※会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
  ★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
  ★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
 ※学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。


お申込はこちらのパンフレットをダウンロードしてFAXでお申込みください。
PDF (セミナー「高分子構造形成の基礎とシミュレーション手法【大阪開催】」)


 定員:30名
  ※ 現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。

 講 師


藤原 進 氏 / 京都工芸繊維大学 材料化学系 教授 博士(理学)


【略歴】
 1995年3月 慶應義塾大学 大学院理工学研究科 物理学専攻 後期博士課程 修了
 1995年4月 核融合科学研究所 助手
 1999年2月 文部省在外研究員(ペンシルヴァニア大学化学科) (1999年3月まで)
 2002年4月 京都工芸繊維大学 助教授
 2007年4月 京都工芸繊維大学 准教授
 2014年1月 京都工芸繊維大学 教授

【活動等】
 ・日本物理学会 領域12 化学物理分科会 世話人(2001年11月~2002年10月)
 ・高分子学会 高分子計算機科学研究会 運営委員会委員長(2014年4月~2016年3月)

 趣 旨


 高分子のもつ特徴の一つとして、凝集構造の階層性を挙げることができる。例えば、結晶性高分子やブロック共重合体などは、複雑で階層的な構造をとることが知られている。このような階層構造の形成機構を解明するため、高分子シミュレーションの分野においても、マルチスケール・マルチフィジックスシミュレーションが活発に行われており、各階層における計算だけでなく、異なる階層における計算手法を連成させる取り組みもなされている。
 本セミナーでは、階層的な構造をもつ高分子の構造形成に焦点を当て、その基礎概論を述べたあと、高分子のモデリング手法やシミュレーション手法の要点を解説する。また、OCTAやLAMMPSなど、高分子シミュレーションにおいてよく用いられるソフトウェアについても、最近の研究事例を交えながら、その概要を紹介する。

 受講対象・レベル


 主に化学・エレクトロニクス関連メーカーの技術者、研究者

 プログラム


1. 高分子構造形成の基礎概論
 1-1 高分子の結晶化
 1-2 ブロック共重合体のミクロ相分離

2. 高分子のモデリング
 2-1 階層構造 ~結晶性高分子を例にとって~
 2-2 全原子モデル
 2-3 粗視化モデル

3. 高分子のシミュレーション手法
 3-1 モンテカルロ(MC)法
 3-2 分子動力学(MD)法
 3-3 ブラウン動力学(BD)法
 3-4 散逸粒子動力学(DPD)法

4. ソフトウェアの特徴
 4-1 OCTA(COGNACなど)
 4-2 LAMMPS
 4-3 NAMD(+VMD)

5. 研究事例
 5-1 高分子の構造形成
  5-1-1 単一高分子鎖の構造形成
  5-1-2 単一屈曲-半屈曲ジブロックコポリマーの折り畳み転移
  5-1-3 末端帯電デンドリマーと線状高分子電解質の複合体化
  5-1-4 細孔中のシクロヘキサンで観測される相転移
 5-2 両親媒性分子の自己会合
  5-2-1 両親媒性分子のミセル形成
  5-2-2 双頭型両親媒性分子の高次構造形成

【質疑応答・名刺交換】