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リチウムイオン二次電池耐熱セパレータ、ナノファイバーのセパレータ活用技術(5/18セミナー)
セミナー5/18 リチウムイオン二次電池耐熱セパレータ、ナノファイバーのセパレータ活用技術


終了しました




リチウムイオン二次電池耐熱セパレータ、
ナノファイバーのセパレータ活用技術

PDFパンフレット(セミナー「リチウムイオン二次電池耐熱セパレータ、ナノファイバーのセパレータ活用技術」)



 主 催


S&T出版株式会社

 日 時 ・ 場 所


日時:2015年5月18日(月) 13:00~16:30
会場:連合会館 5F 502会議室 (東京都千代田区神田駿河台3-2-11)

      →会場へのアクセス

 受 講 料 (税込)


43,200円(税込)  STbook会員価格 41,000円 *資料代を含む

2名様以上でお申込の場合(お1人様:32,400円  STbook会員価格 30,200円)
同一会社・法人からの同時申込に限り、上記価格を適用します。

  →複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。

 講 師


山下 義裕 氏 / 滋賀県立大学 工学部材料化学科 講師

【活動・受賞歴等】
日本ゴム協会関西支部幹事,日本ゴム協会力学分科会元委員長,日本ゴム協会最優秀論文賞(1993年),日本ゴム協会科学技術奨励金賞(2007年),日本繊維機械学会ナノファイバー研究会会長

 本セミナーで得られる知識


セパレータの開発,リチウムイオン電池の設計

 趣 旨


 リチウムイオン二次電池は、高容量・高出力であり、携帯電話のみならずハイブリッド車や電気自動車のほか、固定や移動式電源など様々な分野への適用拡大が見込まれている。セパレータは、リチウムイオン二次電池の正極と負極の電気的短絡を防ぐ重要な機能を担っており、大きな電気エネルギーを安全に充放電するために電解液を用いる上で不可欠な材料である。現在、セパレータには、主にポリエチレンなどの微多孔膜が用いられており、電池温度が上がると膜が溶けて孔がふさがり、電流を遮断する安全機構を持つ。しかし、次世代の電気自動車は、電池の大型化・高容量化が進むため、異常発生時に放出される熱エネルギーが大きくなると、電池内の温度上昇が急に大きくなるため、セパレータが変形・収縮して電気ショートのリスクが高まる。高温下でも寸法変化が小さく、正極と負極の絶縁性を保つことができる高耐熱セパレータ材料が今後は不可欠になる。
 本講座ではそのために大学や企業の取り組みをやさしく解説する。

 プログラム詳細


1. リチウムイオン二次電池用セパレーターについて
  ~セパレータの作り方とその特徴~
 1.1 PE/PP微多孔膜のつくり方 乾式法、湿式法の違い
 1.2 超高分子量PEの利用、PP/PE/PP 3層積層の実例

2. リチウムイオン二次電池用セパレーターの基礎
  ~ナノ粒子、耐熱繊維(アラミド)、架橋高分子の利用を踏まえて~
 2.1 コーティングによるセパレータの耐熱性向上
   (実際の耐熱化の具体例としてコーティング、積層、ナノファイバーの利用について)
  2.1.1 表面へのシリカナノ粒子とDEGDMA の複合膜コーティング
  2.1.2 無機粒子層コーティングによる耐熱性向上
  2.1.3 シロキサングラフトによるセパレータの耐熱性向上

3. エレクトロスピニング技術

4. ナノファイバーの生産
  ~ノズル方式とノズルレス方式の違い~

5. 新規セパレータ材料のさらなる用途展開事例

6. 国内外の最近の動向
  ~特許と文献による耐熱セパレータの動向を含む~