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微小液滴の紙における着弾・浸透挙動の理論、方法、応用 (3/15セミナー)
セミナー 3/15 微小液滴の紙における着弾・浸透挙動の理論、方法、応用



終了しました




微小液滴の紙における
着弾・浸透挙動の理論、方法、応用




PDFパンフレット(セミナー「微小液滴の紙における着弾・浸透挙動の理論、方法、応用」)



 主 催


S&T出版株式会社

 日 時 ・ 場 所


日時:2016年3月15日(火) 10:30~16:30
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)

      →会場へのアクセス

 受 講 料 (税込)


49,800円   Eメール案内会員価格 47,300円  ※昼食・資料代を含む

  <1名様分の受講料で2名様まで受講できます>
  ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
  ※2名様ご参加は2名様分の参加申込が必要です。ご連絡なく2名様のご参加はできません。
  ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。

  Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。

  →複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。

 講 師


江前 敏晴 氏 / 筑波大学 生命環境科学研究科系 教授

略歴
1986年東京大学大学院農学研究科(林産学専攻)修士課程修了.
1987年同専攻助手、2004年同助教授のち准教授.
2012年より筑波大学生命環境系教授.
現在,紙と印刷を使ったペーパーデバイス開発と紙文化財保存技術に関する研究に従事.
1999年繊維学会紙パルプ論文賞,日本印刷学会論文賞(3回)・研究発表奨励賞(3回).
日本印刷学会副会長.

 趣 旨


インクジェット印刷による種々の印刷物やデバイスの品質や機能を決めるのは、着弾した液滴が基材の上でどのような形状を作り、定着するかに依存する。そのためには、着弾から定着に至るまでの液滴形状の測定方法や定着した形状の定量的な観察と評価が重要である。その手法について解説する。その他、印刷用紙の基本、インクジェット印刷と紙を使ったデバイス作製の研究についても解説する。

 プログラム詳細


1 紙の製造と科学
 1.1 木材の組織とパルプ化
 1.2 パルプの種類と繊維の形状
 1.3 紙の製造工程
 1.4 印刷用紙の物性
 1.5 塗工紙の製造と性質
 1.6 塗工紙の製造
 1.7 塗工紙の構造
 1.8 塗工材料の違い
 1.9 インクジェット紙の印刷適性
 1.10 塗工紙と水の相互作用
 1.11 液体の浸透理論

2 表面処理された炭酸カルシウムを顔料とするインクジェット紙
 2.1 インクジェット受容層向け炭酸カルシウムの改質
 2.2 粒子表面の濡れ性の評価
 2.3 塗工紙の吸水速度の評価
 2.4 画質:にじみの評価
 2.5 インク浸透深さの計測
 2.6 インクドットの3次元解析

3 卵殻カルシウムを利用したインクジェット紙の開発

4 インク滴着弾の挙動
 4.1 「インク滴の着地と浸透」を捉える
 4.2 「インク滴の吸収時間」を捉える
 4.3 インクジェットメディアのマイクロサイズ度
 4.4 インクジェットで吐出した微小水滴の紙への吸収速度解析
 4.5 共焦点レーザー走査顕微鏡によるインクドットの3次元形状の測定
 4.6 インクジェット印刷物の耐擦性

5 インクジェット印刷で作る紙のデバイス
 5.1 ペーパーエレクトロニクス
 5.2 紙基板健康診断チップ
 5.3 紙とインクジェット印刷を用いたバイオアッセイシステムの開発
 5.4 紙の振動を電気に変換するデバイスの開発