セミナー4/7 基礎からわかる!分散凝集とゼータ電位の理解と測定および安定性評価
基礎からわかる!
分散凝集とゼータ電位の理解と測定および安定性評価
PDFパンフレット(セミナー「基礎からわかる!分散凝集とゼータ電位の理解と測定および安定性評価」)
主 催
S&T出版株式会社
日 時 ・ 場 所
日時:2016年4月7日(木) 10:30~16:30
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)
→会場へのアクセス
受 講 料 (税込)
49,800円 Eメール案内会員価格 47,300円 ※昼食・資料代を含む
<1名様分の受講料で2名様まで受講できます>
※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
※2名様ご参加は2名様分の参加申込が必要です。ご連絡なく2名様のご参加はできません。
※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。
Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。
→複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。
講 師
大島 広行 氏 / 東京理科大学 名誉教授
【略歴等】
昭和43年:東京大学理学部物理学科卒業、
昭和49年:同大学院博士課程修了、理学博士、
日本学術振興会奨励研究員、メルボルン大学博士研究員、
ニュ−ヨ−ク州立大学バッファロ−校博士研究員、
ユタ大学博士研究員を経て
昭和60年:東京理科大学薬学部勤務
平成24年:教授を定年退職
平成25年:東京理科大学名誉教授
ISO/TC 91 (Surface Active Agent), Chairman
Colloid and Polymer Science(Springer発行), Regional Editor for Asia
主な著書:Theory of Colloid and Interfacial Electric Phenomena, Elsevier, 2006.
Biophysical Chemistry of Biointerfaces, John Wiley & Sons, 2010.
趣 旨
微粒子分散系をいかに安定化させるか、基礎から応用まで解説する。ハマカー定数(凝集促進因子)とゼータ電位(分散促進因子)が2つのKey Wordである。ゼータ電位を求めるための電気泳動移動度の測定と解釈および分散・凝集を決定するポテンシャル曲線を基にした分散系の安定性評価法について基礎から徹底的に解説する。
本セミナーで得られる知識
DLVO理論に基づいてポテンシャル曲線を描き、微粒子分散系の安定性を定量的に評価できるようになる。
プログラム詳細
1. 微粒子の集団は工夫をしないと必ず凝集する
2. 微粒子間の凝集力の起源は分子間力である
3. ハマカー定数が粒子の凝集を促進する:代表的な物質のハマカー定数
4. 微粒子のゼータ電位が分散を促進する
5. 帯電微粒子周囲の拡散電気二重層
6. 微粒子の表面電荷と表面電位の関係
7. 電気泳動移動度の測定とゼータ電位
8. 電気泳動移動度とゼータ電位を結びつける式
8.1 スモルコフスキーの式とヒュッケルの式
8.2 ヘンリーの式
8.3 精度の高い式
9. 液滴とエマルジョン
10. 高分子電解質と柔らかい粒子
11. 濃厚系の電気泳動
12. 振動電場中の電気泳動:動的電気泳動
13. 濃厚系における動的電気泳動:ESA法とCVP法
14. 微粒子間の静電反発エネルギー
15. 微粒子間の全相互作用エネルギーの計算:DLVO理論
15.1 ポテンシャル曲線による凝集・分散の定量的評価
15.2 DLVO理論によるシュルツ・ハーディの法則の説明
15.3 ポテンシャル曲線を描くエクセル・プログラム
15.4 非水系におけるDLVO理論とポテンシャル曲線
15.5 柔らかい粒子の場合