セミナー4/13 ウェアラブル・遠隔支援による生産・保守・点検現場の業務革新!
ウェアラブル・遠隔支援による
生産・保守・点検現場の業務革新!
- ハード・ソフト技術と活用事例およびビジネス展望 -
PDFパンフレット(セミナー「ウェアラブル・遠隔支援による生産・保守・点検現場の業務革新」)
主 催
S&T出版株式会社
日 時 ・ 場 所
日時:2016年4月13日(水) 12:30~17:00
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)
→会場へのアクセス
受 講 料 (税込)
49,800円(税込) Eメール案内会員価格 47,300円 ※資料代を含む
<1名様分の受講料で2名様まで受講できます。※2名以上でご参加の場合はお申込時にご連絡ください。>
※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
※2名様ご参加は2名様分の参加申込が必要です。ご連絡なく2名様のご参加はできません。
※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。
Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。
講 師
【第1部】 大山 英明 氏 / 産業技術総合研究所 知能システム研究部門フィールドロボティクス研究グループ 主任研究員
<プロフィール>
【第2部】 津田 敦也 氏 / セイコーエプソン(株) ビジュアルプロダクツ事業部 HMD事業推進部 部長
<プロフィール>
【第3部】 原 英樹 氏 / 富士通(株) ミドルウェア事業本部 HCCソフトウェアプロジェクト シニアマネージャー
<プロフィール>
【第4部】 横田 忠男 氏 / パナソニック(株) 生産技術本部 製造力強化センター ソリューション開発部 課長
<プロフィール>
プログラム詳細
【第1部】 遠隔作業支援ならびに遠隔行動誘導システムの技術・研究動向
産業技術総合研究所 大山 英明 氏 【12:30~13:30】
【趣旨】
急速な少子高齢化に対応するため、未熟練労働力を高度活用できる、ウェアラブルな作業支援システムが期待されている。ネットワーク、VR/AR、その他の発展により、作業支援システムの実用化と普及は遠くない。AR技術により、現場で高度の技能を実現可能な遠隔行動誘導システムを中心に、関連技術の動向を解説する。
【項目】
1. はじめに
1.1 自己紹介
1.2 講演内容の概略
2. 遠隔作業支援技術の動向
2.1 遠隔作業支援技術の問題点
2.2 遠隔行動誘導システム
3. 基盤技術の動向
3.1 ネットワーク、IoT
3.2 ウェアラブル
3.3 ヒューマンインターフェイスデバイス
3.4 VR/AR技術
3.5 ロボット技術
4. 遠隔行動誘導システムの展開
4.1 遠隔行動誘導システム
4.2 スマートフォン・ウェアラブル端末用遠隔行動誘導システム
4.3 距離画像の利用
4.4 時間遅れ対策
5. 将来展望
6. おわりに
<質疑応答>
【第2部】 スマートヘッドセット「MOVERIO Pro」の特徴と保守・点検用途での活用事例
セイコーエプソン(株) 津田 敦也 氏 【13:40~14:40】
【趣旨】
EPSONのコア技術が生み出した新しいシースルースマートグラスを進化させ、業務市場専用機種であるスマートヘッドセット“Moverio Pro”の開発を進めてきた。当社の最新HMD“Moverio Pro”の開発に見る最新動向を紹介するとともに、スマートヘッドセットが実現する作業革新の展望を語る。
【項目】
1. EPSONの取り組み
EPSONがなぜウエアラブル製品の開発に取り組んでいるのか
2. 光学技術と製品比較
2.1 Mpverio Proを実現している光学技術
2.2 市場動向
2.3 他社技術との比較
3. 業務市場の取り組み
3.1 繰り返された実証実験
3.2 実証実験から生まれたMoverio Proの特徴
3.3 活用事例
4. 今後
業務市場以外の展開
<質疑応答>
【第3部】 ウェアラブルARを活用した保全・生産等の現場業務革新と現場実践事例
富士通(株) 原 英樹 氏 【14:50~15:50】
【趣旨】
スマートデバイスの普及・進化に伴い、企業の現場業務でスマートデバイス活用が本格化している。AR(Augmented Reality 拡張現実)技術を活用した様々な現場業務の革新を実践する中、現場でのハンズフリー要件に対応するためウェアラブル機器との組み合わせの重要性が見えてきた。本セッションではARとウェアラブルを組み合わせた現場実践の事例を紹介する。
【項目】
1. AR技術とは
1.1 エンタテインメント業界でのAR技術の普及拡大
1.2 AR技術を構成する技術
2. AR技術に対する富士通の取り組み
2.1 富士通が目指すAR技術を活用した現場業務革新
2.2 企業における現場業務の課題
2.3 富士通が提案するARを活用した業務支援のポイント
3. 富士通ARの現場実践事例
3.1 現場実践事例:工場施設点検
3.2 現場実践事例:水道施設インフラ点検
3.3 現場実践事例:化学プラント保全業務
3.4 現場実践事例:造船業務
4. ハンズフリー要件の拡大と対応
4.1 現場実践の結果、見えてきた新たな課題と施策
4.2 AR技術+ウェアラブルデバイスで遠隔支援による現場業務支援
4.3 ウェアラブルAR現場実践事例
4.4 今後IoT時代に求められるARとは
5. 富士通ARの差異化ポイント・強み
① 業務・作業手順に応じた最適な情報表示
② 業務利用に強い認識技術(ARマーカー)
③ 認識方式のバリエーション
④ 直感的な操作でコンテンツを作成
⑤ オフライン環境での現場業務を支援
⑥ 端末に依存しないアプリケーション環境
6. 富士通のARミドルウェア製品
6.1 AR統合基盤
6.2 集合教育サービス(利用編)
6.3 集合教育サービス(開発編)
<質疑応答>
【第4部】 HMD・音声認識端末を用いた「ウエアラブル対応型標準作業ナビ」技術と活用事例
パナソニック(株) 横田 忠男 氏 【16:00~17:00】
【趣旨】
多品種少量生産で頻繁に機種が入れ替わる状況でも生産効率を維持・向上することが求められている。4Kカメラで熟練の作業者の手元を撮影し、そこから抽出したノウハウを編集、ヘッドマウントディスプレイに映し出す。ウエアラブル機器を活用し、ハンズフリーで高度な作業を支援する事例を紹介する。
【項目】
1. 会 社 概 要
2. パナソニックの生産革新
2.1 生産革新活動の変遷
2.2 生産革新 共通ものさし
2.3 生産革新のソリューション
3. ウエアラブル端末の現場活用
3.1 製造現場でのウエアラブル機器活用の背景
3.2 標準作業ナビ
3.3 ウエアラブル端末活用以前の課題
3.4 ウエアラブル対応型 標準作業ナビ
3.5 標準作業データベース作成の簡易化
3.6 ウェアラブル機器活用 効果検証
4. まとめと今後の展開
<質疑応答・名刺交換>