C160728 スラリー・分散の基礎とセルロースナノファイバーの分散剤への応用
スラリー・分散の基礎とセルロースナノファイバーの分散剤への応用
主催 株式会社シーエムシー・リサーチ
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弊社では、ナノセルロース/セルロースナノファイバーに注目し関連の書籍を発行しセミナーを開催している。今回は、セルロースナノファイバーのもつ「物理分散能」に注目した。セラミックスなどのものづくりの現場では、如何にスラリーを制御するか、どのように分散剤を使いこなすが重要である。一般的な分散剤は界面活性剤であるが、物理分散能を示すものもあり、セルロースナノファイバーは、その1つかと考えられる。
固液分散系スラリーは、セラミックスやリチウムイオン電池などの他、製薬、食品など幅広い分野で応用されている。当該セミナーでは、スラリー・分散の基礎(原理、評価法など)を体系的に、多様なスラリー作成や制御の方法を幅広く紹介し、物理分散能に関する基礎と一般的な事例も紹介する。さらに、ユニークな具体的事例として、界面活性剤とは異なる分散機構をもつセルロールナノファイバーの事例をメーカーの研究者よりご紹介いただく。
セルロースナノファイバーにご興味がある方はもちろん、スラリーの基礎を学びたい方にもおすすめのセミナーである
日 時 ・ 場 所
日時:2016年7月28日(木)13:00~17:00
会場:『ちよだプラットフォームスクウェア』 5F 504会議室 東京都千代田区神田錦町3-21
→会場へのアクセス
受 講 料
48,000円(税込) ※資料代含む
※ メルマガ登録者/無料は 43,000円(税込) (S&T出版、シーエムシーリサーチ両社のメルマガ登録になります)
プログラム
1:スラリーの基礎と応用 13;00~16:00(質疑含)
森 隆昌 氏 / 法政大学 生命科学部 環境応用化学科 教授
1.イントロダクション
(1)なぜスラリーが必要なのか?
(2)スラリー評価の前に考えるべきこと
2.粒子の分散・凝集を支配する要因
(1) DLVO理論
(2) 非DLVO力
(3) スラリー評価の必要性
3.粒子の分散・凝集評価方法
(1) 重力沈降・遠心沈降法
(2) 沈降静水圧法
(3) 浸透圧測定法 ~ナノ粒子スラリーの評価法~
(4) 直接観察法
4.スラリーの流動性評価と分散・凝集
(1) 流動曲線
(2) 粒子分散・凝集状態との相関
(3) 流動性から分散・凝集状態を予測する上での注意点
5.スラリー評価の実プロセスへの応用例
(1) チウムイオン電池正極材料スラリー ~微粒子&添加剤ネットワークによる大粒子の沈降抑制~
(2) その他の応用例
2:セルロースナノファイバーの分散剤への応用 16:10~17:00(質疑含)
後居 洋介 氏 / 第一工業製薬株式会社 レオクリスタ事業部
1.第一工業製薬の紹介
2.既存の増粘・分散剤の種類と機能
3.セルロースナノファイバーからなる増粘・分散剤の調製
4.セルロースナノファイバーからなる増粘・分散剤の粘度挙動
5.セルロースナノファイバーからなる分散剤の応用特性
6.セルロースナノファイバーからなる分散剤の応用例
*都合により講師が第一工業製薬の他の方に変更になる場合がございますので予めご了承ください。
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