インドネシアへの医療産業輸出が急加速(D140312)
<国民皆保険の導入がビジネスを後押しする>
インドネシアへの医療産業輸出が急加速
-経済産業省によるベトナム、インドネシアとの政府間協力推進
-インドネシア初のクリニックオープンにいたるまで「ここだけの話」
主催 株式会社 新社会システム総合研究所
申込用紙・パンフレットPDF (セミナー「インドネシアへの医療産業輸出が急加速」)
日時・場所
日時:2014年3月12日(水) 13:00~17:00
会場:SSK セミナールーム 東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F
→会場へのアクセス
受講料
31,500円(税込) 同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 26,250円(税込)
講師
<1>経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課 課長補佐
福岡 功慶 氏
2007年経済産業省入省、現在に至る(商務情報政策局ヘルスケア産業課課長補佐)。
<2>(株)ローランド・ベルガー シニアプロジェクトマネージャー(ジャカルタ駐在)ジャパンデスク
諏訪 雄栄 氏
京都大学法学部卒業後、ローランド・ベルガーに参画。日本および欧州においてコンサルティングに従事。その後、ノバルティスファーマを経て、復職。製薬、医療機器、消費財を中心に幅広いクライアントにおいて、成長戦略、海外事業戦略、マーケティング戦略、市場参入戦略(特に新興国)のプロジェクト経験を多数有する。現在はインドネシア・ジャパンデスクとしてジャカルタに駐在し、日系企業のインドネシア(東南アジア)での事業拡大をサポートしている。
<3>医療法人偕行会 PT. KAIKOUKAI INDONESIA(現地法人) 取締役 山本 節子 氏
アメリカ オクラホマ州立大学卒業後、東京にて営業販売企画を経験。大学時代に知り合った華僑系インドネシア人と1996年結婚ジャカルタに居住する。3人の子供の出産の為、一旦専業主婦となるが、2006年社会復帰。PT. ORIX Indonesia Financeにて、日系営業担当を経て、営業課長として幅広い法人営業をまとめる。
2013年4月医療法人偕行会に入社、インドネシア開設準備室配属。 12月1日付で現地法人PT.KAIKOUKAI INDONESIA取締役として着任、営業準備、会社運営に従事している。
プログラム詳細
<1>医療の国際化とヘルスケア産業活性化の重点施策
福岡 功慶 氏 【13:00~14:15】
医療・介護等のヘルスケア分野は有望な成長産業であると同時に、公的支出を伴う国家財政のコストセクターと見なされる分野でもある。また、新興国では低い医療水準等により平均寿命が短いなど様々な課題があり、また、高度な医療サービスへの需要が高まっている。 本講義では経済産業省での医療の国際化について、具体的な例を挙げながら、現在抱えている課題と今後の展望について議論をさせていただきたい。
1.世界の医療市場の動向 2.医療の国際展開を取り巻く現状と国際化の目的
3.医療サービス・機器の海外展開事業について(アウトバウンド)
4.外国人患者受け入れ事業について(インバウンド)
5.ベトナム、インドネシア政府間の協力関係の推進
6.メディカル・エクセレンス・ジャパン(MEJ)について
<2>国民皆保険導入を見据えたインドネシア医療産業の事業機会
諏訪 雄栄 氏 【14:20~15:35】
世界第4位の人口に加え、中間層の拡大が続くインドネシアはあらゆる産業の日系企業で2014年の最優先投資先に位置づけられているが、その中でも医療分野は、国民皆保険の導入という政策的な後押しもあって、最も注目度が高い産業の1つである。成長市場での事業機会を確実に取り込むため、現在のインドネシアの医療環境の現状と課題を概観した上で、日系企業にどのような事業機会があるのか議論させて頂きたい。
1.インドネシアの医療環境-現状と課題
2.課題克服に向けた取り組みと各プレイヤーの事業機会
3.日系企業に対する期待と事業展開における留意点
4.質疑応答/名刺交換
<3>インドネシア初 日系医療法人の設立と展開
山本 節子 氏 【15:45~17:00】
いわゆる中小企業になる、一民間日本医療法人が尼国にてクリニックオープンするまでの過程を説明。 なぜインドネシア進出を決めたのか、インドネシア国内での日系医療関連企業の紹介を含め、人材確保、育成、そして、営業許可書をもらうまでの書類、実務上やらなければならない項目等、そして、留意しておかなければならない点等、正に今まで行ってきた事を詳細に説明します。
1.インドネシアへ進出するきっかけ- EPA看護師支援
2.合弁会社設立
3.営業開始にいたるまで
4.質疑応答/名刺交換