ポリマーアロイ入門【大阪開催】 (セミナー10/6)
テキストを読んでもいまいちわからないと言う人に最適!
ポリマーアロイ入門【大阪開催】
~基礎から相溶性・構造制御と高性能化まで~
主催 (株)R&D支援センター
申込用紙はこちら・パンフレットPDF (セミナー「ポリマーアロイ入門【大阪開催】」)
日 時 ・ 場 所
日時:2015年10月6日(火) 10:30~16:30
会場:ドーンセンター 4F 中会議室2 大阪府大阪市中央区大手前1-3-49
→会場へのアクセス
受 講 料
非会員:49,980円(税込)
会 員:47,250円(税込)
学校関係者:10,800円(税込)
※昼食・資料付
※会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
※学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
お申込はこちらのパンフレットをダウンロードしてFAXでお申込みください。
PDF (セミナー「ポリマーアロイ入門【大阪開催】」)
定員:30名
※ 現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
講 師
櫻井 伸一 氏 / 京都工芸繊維大学 大学院 工芸科学研究科 バイオベースマテリアル学専攻 教授 博士(工学)
【専門】
高分子物性、高分子物理学、高分子多相系の構造と物性、非線形パターン形成、高分子の散逸構造形成、高分子系の凝集構造の自己組織化、小角X線散乱、小角中性子散乱、光散乱による微視的構造解析、シンクロトロン放射光による微視的構造解析、産業利用研究(含ナノテクノロジー)
【現在の学会等役職】
日本ゴム協会関西支部・支部長
繊維学会「繊維基礎科学研究委員会」委員長
日本接着学会誌、編集委員
高エネルギー加速器研究機構放射光共同利用実験審査委員会委員
高エネルギー加速器研究機構・放射光科学研究施設 (KEK-PF) 小角散乱ユーザーグループ代表
受講対象・レベル
初心者からポリマーアロイを用いた技術に携わる研究者まで幅広い層を対象とします。熱力学を勉強したことのある人なら理解できるようにします。ポリマーの勉強をしたことのない方でも大丈夫!
習得できる知識
・ポリマーの相溶性と相分離に関する熱力学的基礎
・実験によるポリマーの相溶性の判定方法
・ポリマーブレンドの相分離構造制御技術
・ブロックコポリマーのナノ相分離構造制御技術
・高分子集合体の階層構造
・高分子の構造にかかわる実験法と解析法
・高分子の結晶化現象
・小角散乱、広角散乱、シンクロトロン放射光、X線散乱、中性子散乱
趣 旨
ポリマーブレンドについて、相溶性の判定方法、相分離構造がどのようなプロセスで巨大化するかを講義します。また、ブロックポリマーについて、ミクロ相分離構造の特徴と解析方法、高次構造制御(配向)等について基礎から最近の最先端の話題まで講義します。
プログラム
1. ポリマーの相溶性と相分離に関する熱力学的基礎
1-1 Flory-Hugginsの理論
1-2 ポリマーブレンドの相図
1-3 ブロックコポリマーの相図
1-4 ブロックコポリマーのナノ相分離構造制御
2. 実験によるポリマーの相溶性の判定方法
2-1 示差走査熱量(DSC)測定による判定方法
2-2 電磁波の散乱(光散乱、X線散乱、中性子散乱)測定による判定方法
3. ポリマーブレンドの相分離構造制御技術
3-1 スピノーダル分解過程(初期、中期過程)
3-2 相分離構造粗大化過程
3-3 ポリマーブレンドの相分離構造制御技術
4. ブロックコポリマーのナノ相分離構造制御技術
4-1 ブロックコポリマーのナノ相分離構造のモルホロジー制御
4-2 ブロックコポリマーのナノ相分離構造の配向制御
5. 高分子集合体の階層構造
5-1 高分子の結晶化現象
5-2 結晶性高分子の階層構造
5-3 ブロックコポリマーのグレインと階層構造
5-4 構造解析手法
(1) 各種顕微鏡観察(光学顕微鏡、電子顕微鏡、原子間力顕微鏡)
(2) 電磁波の散乱測定(小角散乱、広角散乱、シンクロトロン放射光、X線散乱、中性子散乱)
6. おわりに ~構造制御による新規物性創出への道(考えるヒントとして)~
6-1 構造と力学物性との相関
6-2 構造と光学物性との相関