導電性樹脂コンパウンドの高性能化と混練・分散技術 (セミナー12/16)
導電性カーボンブラックの種類や特徴、分散機種、導電性評価技術を基礎から学ぶ!
フィラー混練における二軸押出機の役割を分かりやすく解説!
導電性樹脂コンパウンドの高性能化と混練・分散技術
主催 (株)R&D支援センター
申込用紙はこちら・パンフレットPDF (セミナー「導電性樹脂コンパウンドの高性能化と混練・分散技術」)
日 時 ・ 場 所
日時:2015年12月16日(水) 10:30~16:15
会場:商工情報センター(カメリアプラザ)9F 会議室 東京都江東区亀戸2-19-1
→会場へのアクセス
受 講 料
非会員:49,980円(税込)
会 員:47,250円(税込)
学校関係者:10,800円(税込)
※昼食・資料付
※会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
※学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
お申込はこちらのパンフレットをダウンロードしてFAXでお申込みください。
PDF (セミナー「導電性樹脂コンパウンドの高性能化と混練・分散技術」)
定員:30名
※ 現在、お申込み可能です。満席になり次第、募集を終了させていただきます。
講 師
【第1部】 前野 聖二 氏 / 機能性カーボンフィラー研究会 副会長
【略歴】
1984年ライオン株式会社入社、化学品研究所に配属、2004年同研究所 導電材/樹脂チームリーダー。2006年よりケッチェン・ブラック・インターナショナル株式会社へ出向、研究開発部長。カーボン系新素材開発、導電性ペースト/塗料、導電性樹脂コンパウンドの開発に従事。2009年より機能性カーボンフィラー研究会 副会長を兼務し、各種カーボンフィラーメーカーやユーザーへの有用情報提供や情報交換促進活動を推進。
【第2部】 藤井 重行 氏 / 東芝機械(株) 押出成形機技術部 二軸押出成形機設計担当 主幹
押出機メーカで、設計、開発、ユーザ向けテストの担当を経験(入社20年目)
趣 旨
【第1部】 導電性コンパウンドとはなにか?本セミナーでは、まず、導電性カーボンブラックの種類や特徴、分散機種、導電性評価技術といった基礎を学びます。更に、分散性・導電性に影響を及ぼす因子を理解することにより、導電性コンパウンドの高性能化に関する技術的内容を分かりやすく、かつ詳細に解説します。
【第2部】 各種混練装置の中で、押出機は高い生産性,品質安定性が期待できる連続装置です。特に二軸押出機は、フィラー混練を始め幅広い用途に活用可能な対応力と、高い混練性能を備えた装置です。本講座では、二軸押出機とフィラー混練の基礎について説明します。
プログラム
【第1部】 導電性カーボンブラックの特徴とカーボン系導電性コンパウンドの高性能化
1. 導電性カーボンフィラーとは?
1-1 カーボンブラック
1-2 カーボンナノチューブ:各種カーボンナノチューブの特徴、SWCNT、MWCNT
1-3 カーボンナノファイバー:VGCF、グラフェンプレートレット
1-4 炭素繊維、グラファイト
1-5 導電性フィラーの用途(導電性マップ)
2. 導電性カーボンブラックとは? ~構造、種類と特性~
2-1 構造、物理・化学的性質
一次粒子、アグリゲート、アグロメレート、表面官能基、結晶性、DBP吸収量、凝集体径
2-2 導電性発現機構
パーコレーション、各種導電性カーボンブラックの特徴と特性値(粒子数、アグロメレート径)
2-3 各種導電性カーボンブラックの種類と特性
ケッチェンブラック、アセチレンブラック、オイルファーネスブラック
3. 最適混練技術 ~高導電性、最適分散化技術~
3-1 分散、導電化機構
(1) 分散機構
(2) 混練・分散機種類
(3) 分散状態評価方法、導電性評価方法
3-2 高導電化、最適分散技術
(1) 分散状態(凝集塊量)と導電性
(2) 樹脂の影響(単一樹脂系、二成分樹脂系)
(3) 充填材の影響
(4) 成形条件の影響
(5) 界面活性剤の影響
4. 導電性複合製品の用途事例
エレクトロニクス、樹脂複合製品分野
半導体包装材料、自動車分野
【第2部】 二軸押出機によるフィラーの混練・分散
1. 押出機の種類と選定
1-1 押出機の種類と傾向
1-2 二軸押出機の分類
1-3 二軸押出機TEMの優位点
2. 押出機の部品と対策
2-1 スクリュエレメントの種類と役割
2-2 ベント対策
2-3 ヘッド対策
2-4 フィード対策
2-5 カッティング対策
3. フィラー混練
3-1 フィラーの種類と役割
3-2 カーボンブラック
3-3 ガラスファイバー
スケジュール
10:30~12:00 第1部
↓
12:00~12:45 昼食
↓
12:45~14:30 第1部
↓
14:30~14:45 休憩
↓
14:45~16:15 第2部