第1章 車載モータの全容
1-1 車載モータの歩みとその大分類及び具体例(用途
1-2 システム化の現状と課題
1-3 モータの分類再考
1-4 車載モータの種類
1-5 車載モータの市場規模とメーカーシェア推定
1-6 車載用モータのメーカーシェアに関するコメント
第2章 車載モータの部品構成と材料考察
2-1 モータの分類別部品構成と適用材料概観
(1)ボディ系モータの外観と構造及び一部市販価格
(2)パワートレイン系モータの外観と構造
(3)シャシ系モータの外観と構造
(4)次世代車系モータの外観と構造
(5)価格に関するコメントと適用材料に関するコメント
2-2 モジュール化のポイントと有機材料の接点
(1)自動車補機モータの要求課題
(2)アセンブリ(コスト的配慮)
2-3 インシュレータ(樹脂成形品)の具体例と採用樹脂
(1)ボディ系モータのインシュレータ(樹脂成形品)採用例
(2)パワートレイン系モータの外観と構造
(3)シャシ系モータの外観と構造
(4)次世代車系モータの外観と構造
(5)気になる情報要約
2-4 車載モータ領域別各部品の補足説明
2-5 小型モータ封止の注目例
(1)SPS(シンジオタクチックポリスチレン)の特徴
(2)封止を活かす特徴と具体例
2-6 小型モータ部品のエンプラ採用に注力するメーカー事例
2-7 小型モータ部品に用いられる主要エンプラの市場動向
(1)PBTに関する小型モータ用の推定需要
(2)PPSに関する小型モータ用の推定需要
(3)PA6Tに関する小型モータ用の推定需要
第3章 EV(HEV)用モータの材料考察
3-1 モータの絶縁システム
3-2 EV(HEV)用平角線コイルの絶縁
(1)エナメル線の種類
(2)樹脂皮膜の開発
(3)モータコイル巻線機の開発
3-3 モータに使用される主な絶縁材料
(1)モータに使用される主な絶縁材料の目的
(2)固定子の外観とコイルエンド
(3)コイルエンドの簡素化(樹脂化)
(4)メーカーの製品例からの確認
(5)KTRのモータ絶縁箇所と材料(樹脂)例
(6)展示会での確認
3-4 駆動モータ封止のチャレンジと先行するジェネレータの封止
(1)不飽和ポリエステル(BMC)による封止
(2)ジェネレータ(発電機)の封止実績と裏話
(3)大型モータの絶縁比較(ワニスとモールド/封止)
(3)-① HEV/EV用モータとモールド(封止)の意味
(3)-② クルマメーカー各社のモータに関する絶縁方法と放熱対策
(3)-③ 不飽和ポリエステル(BMC)モールドとワニス絶縁の特徴比較
(3)-④ 不飽和ポリエステルとエポキシ樹脂の比較
(3)-⑤ ワニスの種類と用途
(3)-⑥ ワニスから封止(モールド)へのキーワード
3-5 モータ封止材に関する直近の課題とメーカー戦略
3-6 車載モータ用絶縁材料の市場動向
(1)絶縁ワニスの市場
(2)絶縁フィルムの市場
(3)不飽和ポリエステル(BMC)の市場
(4)エポキシ樹脂の市場
(5)フェノール樹脂の市場
第4章 EV(HEV)用インバータの考察
4-1 インバータの基本
(1)家電、電車の世界では既に定着
(2)インバータは周波数を自由にする装置
(3)動作原理
(4)インバータ制御の弱点
(5)インバーター制御の強み
4-2 クルマ用モータとインバータの関
(1)HEVの方式
(2)EVの方式
4-3 インバータ用樹脂組成物へのアプローチ
(1)プレス・リリースより
(2)特許考察
4-4 インバータの外観と内部構造
4-5 バスバー(ブスバー)の事例と採用樹脂
4-6 放熱性の課題
(1)バッテリ、モータ、インバータの以前と変わらぬ宿題(共通課題)
(2)化合物半導体用パッケージ材(封止樹脂)のニーズ
4-7 パワー半導体用封止材の開発状況と需要規模
4-8 インバーターのマーケットについて
(1)国内HEV用モータの需給関係と生産量
(2)国内EV用モータ、インバータの需給関係と生産量概要
第5章 EV(HEV)用インホイールモータの考察
5-1 インホイールモータの長所(利点)と短所(欠点)
5-2 インホイールの構造とトライアル例
(1)インホイールモータの構造と分解図
(2)インホイールモータのトライアル例
5-3 特許考察
5-4 ホイール軽量化のチャレンジ(CFRP/CFRTP製ホイール)
5-5 特許考察補足
(1)特許5807418とインホイールモータの関係
(2)特許6262522とインホイールモータの関係
(3)特許6112525とインホイールモータの関係
第6章 機電一体化の考察
6-1 象徴的な事例
6-2 機電一体化の諸例
(1)米国メーカーのトライアル
(2)欧州メーカーのトライアル
(3)韓国メーカーのトライアル
(4)国内メーカーのトライアル
6-3 異種材料接合技術
(1)異種材料接合技術に関する工法別のまとめ
(2)異種材料接合からクルマ分野を狙っているメーカーのその後
6-4 機電一体化接合の考察
(1)特開2000‐166176 出願人:日立製作所
(2)特開2013‐211938 出願人:日立オートモティブシステムズ
(3)特開2017‐11912 出願人:明電舎
(4)特開2017‐28798 出願人:豊田自動織機
6-5 特許の図(機電一体化の構造)から見えて来るもの
第7章 その他注目材料の開発動向と関連メーカー戦略分析
7-1 駆動モーターの業界と日本電産の狙い
※ EPSモータについて
7-2 クルマの電動化を巡る各社の思惑(戦略)
※ E‐Axle(e-Axle)に関する補足説明
7-3 制振・吸音のニーズとシーズ
(1)新たな振動騒音現象
(2)放熱する吸音材(MIF)の開発
(3)制振材開発の方向性
7-4 電磁波シールド(ノイズ対策)のニーズとシーズ
(1)電磁波シールド(ノイズ対策)のニーズに関するコメント
(2)めっきグレードの浮沈
(3)ワイヤハーネス保護用樹脂パイプとCNF
7-5 新冷却機構と材料ニーズ
7-6 PPSの激戦テーマに対応したグレード開発
(1)DIC Z-230のラインアップ
(2)東レの勝負グレード
7-7 世界の地域別自動車生産台数と車載用モータの地域別世界需要
※ 自動車1台当たりのモータ搭載個数について
7-8 クルマの電動化技術に関する開発・提携状況
7-9 車載モータ等電動化部品の調達先に関する情報
第8章 関連特許考察
1 自動車モータ用樹脂組成物関係の開発状況
2 制振性樹脂組成物関係の技術開発状況