セミナー8/21 接合・放熱技術の最前線と用途、市場動向
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接合・放熱技術の最前線と用途、市場動向
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接着・接合技術と放熱技術に対する期待が益々高まっています。S&T出版はこれらの技術書を適宜発行しています。また、カワサキテクノリサーチでは機能性ペーストのマルチクライアント調査で接合や放熱に関する最新動向をウォッチしています。
さて、本セミナーでは樹脂/金属接合技術の具体例としてダイセルポリマー(「DLAMP®(ディーランプ)」)殿と、樹脂/樹脂接合技術の具体例としてポリプラスチックス(「AKI-Lock ®)殿に各工法(技術)の特徴をご紹介頂きます。
また、「接着技術最前線」の観点からエーピーエス リサーチご代表の若林様から、接着技術の7つの方向性を示して頂き、今後のキーワードである異種接合材料の最新動向を解説頂きます。
前座を務めますカワサキテクノリサーチからの「電子部品の接合」と「放熱・接合技術」の市場動向にもご期待いただくことを強調して、本セミナーをご案内致します。
共 催
S&T出版株式会社 有限会社カワサキテクノリサーチ
日 時 ・ 場 所
日時:2015年8月21日(金) 12:30~17:00 (12:00 開場)
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 3F 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)
→会場へのアクセス
受 講 料 (税込)
30,000円(税込) Eメール案内会員価格 28,500円
Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。
講 師
【第1部】 斉藤 隆幸 氏 / (有)カワサキテクノリサーチ(元ルネサスエレクトロニクス)
【第2部】 川崎 徹 氏 / (有)カワサキテクノリサーチ 代表
【第3部】 板倉 雅彦 氏 / ダイセルポリマー(株) 取締役 新事業企画部 部長
【第4部】 宮下 貴之 氏 / ポリプラスチックス(株) 研究開発本部 テクニカルソリューションセンター グループリーダー
【第5部】 若林 一民 氏 / エーピーエス リサーチ 代表
【略歴】
1967年3月 東京理科大学理学部応用化学科を卒業
同 年4月 総合接着剤メーカー、ノガワケミカル株式会社へ入社
1967年4月~1970年3月 通商産業省(現経済産業省)工業技術院東京工業試験所(現産業技術総合研究所)へ出向して高分子合成の研究
1970年4月~ 会社へ戻り、技術開発研究所において、主は新規接着剤の開発研究。常務取締役、専務取締役、代表取締役社長を歴任して、2007年6月に退任
2007年7月 接着、粘着、シーリングに関する技術コンサルタント事務所、エーピーエスリサーチ(APS Research)を設立して現在に至る。
プログラム詳細
【第1部】 電子部品における接合材料の技術・市場動向
カワサキテクノリサーチ 斉藤 隆幸 氏 [12:30~12:55]
実用化が始まっているパワーIC用途での高耐熱、高熱伝導を目的としたナノ金属を用いた接合材料の動向ならびに今後の見通しについて述べる。
【第2部】 放熱・接合技術の用途展望と課題
カワサキテクノリサーチ 代表 川崎 徹 氏 [12:55~13:20]
放熱・接合技術の多様な工法の登場によって実用化のエリアが拡大している。第三者的な立場から、アプリケーションとマーケットに関する私見を述べてみたい。
【第3部】 D LAMP ®(ディーランプ)の特徴と可能性
ダイセルポリマー(株) 板倉 雅彦 氏 [13:20~13:50]
D LAMP ®は、連続波レーザーを利用した全く新しい樹脂/金属接合技術であり、金属表面に特殊なアンカー構造を形成させることで、非常に強い接合強度を得ることができる。 D LAMP ®の技術内容と特徴について紹介する。
【第4部】 二重成形による異材接合技術「AKI-Lock ®」
ポリプラスチックス(株) 宮下 貴之 氏 [13:50~14:20]
従来は困難であった二重成形による異材の接合やLCP樹脂の接合を可能にする新たな接合技術「AKI-Lock ® 」の技術概要、機能発現メカニズムについて紹介する。
【第5部】 接着技術最前線と今後の動向
エーピーエス リサーチ 代表 若林 一民 氏 [14:20~16:30]
「接着技術最前線と今後の動向」と題して、接着技術の7つの方向性を示し、その考え方について説明する。その方向性とは「構造接着」「弾性接着」「機能接着」「短時間接着」「シーリング接着」「粘接着」「解体性接着」の7つである。
最近、接着の業界で最も注目されている「キーワード」は「異種材料の構造接着」で、例えば、自動車軽量化のための金属とプラスチックの接着、地震対応等の免震材としての金属/ゴムの接着等である。以上のことについて、最新情報を提供したい。
1. ユーザーニーズから見た接着技術 ~7つのコンセプト~
1.1 ユーザーニーズで進化する接着技術(進化の7つの方向性)
1.2 21世紀の接着剤開発のコンセプト
1.3 自動車産業における接着のテーマ
1.4 電気・電子部品産業における接着のテーマ
1.5 鉄道車両産業における接着のテーマ
1.6 異種材料の接着技術(この背景は)
1.7 接着剤を使用しない面接合
2. 異種材料の構造接着
2.1 金属とプラスチックの構造接着
2.1.1 接合手法の長所・短所
2.1.2 何故、異種材料の接着なの
2.1.3 金属/プラスチックの接着
2.1.4 接着の阻害因子
2.1.5 金属の性質と表面処理
2.1.6 プラスチックの性質と表面処理
2.1.7 表面処理効果の確認
2.1.8 軟鋼板とC-FRPの接着
2.1.9 軟鋼板とPPの接着
2.1.10 PPの表面処理(イトロ処理)
2.1.11 PAの接着、接着剤、表面処理
2.1.12 金属とフッ素樹脂の接着
2.2 金属とゴムの接着
2.2.1 被着材ゴムに合わせた接着方法
2.2.2 ゴムの簡易鑑別法
2.2.3 各種ゴムのTgとSP値
2.2.4 ゴムの加硫接着
2.2.5 ゴムの種類と表面処理、接着剤の関係
2.2.6 加硫ゴムの表面処理の手法
2.2.7 ヨウ化メチレン処理による接着効果
2.2.8 加硫ゴム用接着剤
2.2.9 金属/ゴムの接着例
2.2.10 フッ素樹脂と金属の積層接着技術
名刺交換会 [16:30~17:00]
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