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高品質スクリーン印刷プロセス構築の考え方と印刷パラメータの適正化手法 (1/22セミナー)
セミナー1/22 高品質スクリーン印刷プロセス構築の考え方と印刷パラメータの適正化手法



終了しました




高品質スクリーン印刷プロセス構築の考え方と
印刷パラメータの適正化手法




PDFパンフレット(セミナー「高品質スクリーン印刷プロセス構築の考え方と印刷パラメータの適正化手法」)



 主 催


S&T出版株式会社

 日 時 ・ 場 所


日時:2016年1月22日(金) 10:30~16:30
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)

      →会場へのアクセス

 受 講 料 (税込)


49,800円   Eメール案内会員価格 47,300円  ※昼食・資料代を含む

  <1名様分の受講料で2名様まで受講できます>
  ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
  ※2名様ご参加は2名様分の参加申込が必要です。ご連絡なく2名様のご参加はできません。
  ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。

  Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。

  →複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。

 講 師


佐野 康 氏 / (株)エスピーソリューション 代表取締役

【略歴】
輸入商社においてマイクロエレクトロニクス関連材料の技術営業職を経た後、
1990年よりスクリーン製版メーカー(東京プロセスサービス)、
1994年よりスクリーン印刷機メーカー(マイクロ・テック)にてスクリーン印刷のプロセス技術支援業務を行い、 2000年10月(株)エスピーソリューションを設立。
現在までエレクトロニクス分野および工業・加飾印刷分野の多数のクライアントに対しスクリーン印刷プロセスのコンサルティング業務を行ってきた。独自で構築した理論である「ペーストプロセス」の考え方で、「管理できる高品質スクリーン印刷技術」の普及活動を実践。

【学協会活動】
日本印刷学会 E&S研究会委員 日本電子回路工業会(JPCA)会員

【著書】
「知っておきたいスクリーン印刷とエレクトロニクス」2010年1月、印刷学会出版部
「プリンテッドエレクトロニクス スクリーン印刷による安定生産」2011年3月、印刷学会出版

 趣 旨


 スクリーン印刷は、その特殊な印刷原理から、本来は最も安定性が高い印刷工法である。しかしながら、汎用性の高さ故、版とインクの適正化が不十分なまま利用されることも多く、管理困難なプロセスであるとのネガティブなイメージも蔓延している。
 本講座では、「なぜこの条件か、こう考えれば納得、こうすれば安定する」というプロセス構築の考え方と印刷パラメータの適正化手法について整合性のある理論に基づいて解説する。

 本セミナーで得られる知識


スクリーン印刷プロセスは、整合性のある理論で管理可能である。
スクリーン印刷は「インクを出す技術でなく、インクの出を抑制する技術である」
スクリーン印刷での印刷膜厚は、ライン幅毎に転写メカニズムが異なる。
スクリーン印刷の不具合には、必ず原因があり、対策可能である。
インクの印刷性能は、粘性でなく弾性特性で大きく左右される。
強度が高い高精細メッシュ版使用を前提とすれば、インクの印刷性能を向上できる。
高品質スクリーン印刷の実践は、品質と安定性の両立であり、コスト低減策である。

 プログラム詳細


1. はじめに
 従来手法のアンラーニングの必要性
 1-1 各種印刷の種類とインクの粘度
 1-2 スクリーン印刷は特殊、だから安定性が高い
 1-3 高粘度インクが安定して連続印刷できる原理的な理由

2. エレクトロニクス分野に於けるスクリーン印刷技術
 2-1 ステンレスメッシュ開発の歴史とスクリーン印刷の技術進歩
 2-2 スクリーン印刷の8つの適用工法

3. スクリーン印刷プロセス構築の考え方の基本
 3-1 スクリーン版の反発力での「版離れ」
 3-2 「オフコンタクト印刷」と「コンタクト印刷」の大きな違い
 3-3 スキージが最も重要な印刷パラメータの要素
 3-4 スクリーンメッシュの開口率とインクの吐出性

4. スクリーン印刷の四つのメカニズムの理解
 4-1 「ローリング」のメカニズム
 4-2 「充てん」のメカ二ズム
 4-3 「版離れ」のメカニズム
 4-4 「レベリング」のメカニズム

5. スクリーン印刷の三つの要素の適正化手法と「標準化」
 5-1 四つの印刷パラメータの適正化
 5-2 スクリーンメッシュ、版仕様の適正化
 5-3 スクリーン版の製作方法および洗浄方法
 5-4 インクのレオロジ「粘性と弾性」の理解
 5-5 スクリーン印刷の「標準化」

6. これまでのスクリーン印刷最大の課題は、「版離れ」と「版ひずみ」
 6-1 超高強度ステンレスメッシュでの課題解決
 6-2 スクリーンメッシュ強度とインク粘弾性
 6-3 インクと版の高度な適正化

7. 高品質スクリーン印刷プロセス実践のための品質向上の手順
 7-1 印刷均一性を阻害する要因とその対策手法
 7-2 寸法精度向上のための対策手法
 7-3 印刷解像性向上のための対策手法
 7-4 印刷膜厚整合のための対策手法
 7-5 スクリーン印刷における具体的な不具合対策
 7-6 乾燥のメカニズムとその重要性 静電気と糸引き対策

8. 先進の高品質スクリーン印刷の応用
 8-1 IoT(Internet of Things)と大面積エレクトロニクス
    大面積エレクトロニクスとプリンテッドエレクトロニクス
    プリンテッドエレクトロニクスを支えるスクリーン印刷技術
 8-2 フレキシブルMEMS電流センサーの印刷技術
 8-3 エッチングレジスト印刷
 8-4 太陽電池30µm電極印刷
 8-5 プリント基板 銀/銅ペースト配線基板
 8-6 高品位・高精細スクリーン加飾印刷
 8-7 スクリーン印刷による有機トランジスタの作製
 8-8 CNTインクのスクリーン印刷