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ウェアラブルデバイス電源の開発動向~適用事例と要求特性、性能向上への課題~ (3/4セミナー)
セミナー3/4 ウェアラブルデバイス電源の開発動向~適用事例と要求特性、性能向上への課題~



終了しました




ウェアラブルデバイス電源の開発動向

~適用事例と要求特性、性能向上への課題~



PDFパンフレット(セミナー「ウェアラブルデバイス電源の開発動向~適用事例と要求特性、性能向上への課題~」)



 主 催


S&T出版株式会社

 日 時 ・ 場 所


日時:2016年3月4日(金) 10:30~16:30
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)

      →会場へのアクセス

 受 講 料 (税込)


49,800円(税込)  Eメール案内会員価格 47,300円 ※昼食・資料代を含む

  <1名様分の受講料で2名様まで受講できます。※2名以上でご参加の場合はお申込時にご連絡ください。>
  ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
  ※2名様ご参加は2名様分の参加申込が必要です。ご連絡なく2名様のご参加はできません。
  ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。

  Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。

  →複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。

 講 師




【第1部】 竹内 敬治 氏 / (株)NTTデータ経営研究所 社会・環境戦略コンサルティングユニット シニアマネージャー



【第2部】 荒木 圭一 氏 / (株)KRI デバイスマテリアル研究部

【略歴等】
1994年 大阪大学大学院基礎工学研究科化学系専攻修士課程修了、
同 年 富士通(株)入社、
2003年より信州大学で産学連携研究員として有機エレクトロニクス関連の研究に従事、
2006年 (株)KRIに入社
現在に至る



【第3部】 池上 和志 氏 / 桐蔭横浜大学 医用工学部 臨床工学科 准教授

【略歴等】
2005年4月より、桐蔭横浜大学発ベンチャー、ペクセル・テクノロジーズ株式会社の博士研究員として、プラスチックフィルム色素増感太陽電池の研究に関わる。
2008年1月より、桐蔭横浜大学講師、
2009年6月より、ペクセル社の技術担当取締役を兼務。その間、NEDOプロジェクト等で、プラスチック色素増感太陽電池のモジュール開発に関わる。大学教員として、ペロブスカイト太陽電池の草創期から桐蔭横浜大学宮坂研究室にて、ペロブスカイト太陽電池の研究に関わる。
2015年12月現在、ALCAプロジェクトにてペロブスカイト太陽電池研究に参画中。
2015年4月より桐蔭横浜大学准教授。
グリーンサステナブルネットワーク文部科学大臣賞 (2009)



【第4部】 小山 俊樹 氏 / 信州大学 繊維学部 機能高分子過程 教授



 プログラム詳細


【第1部】 エネルギーハーベスティング技術のウェアラブルデバイスへの適用
                                       竹内 敬治 氏 / (株)NTTデータ経営研究所 [10:30~11:45]


 ウェアラブルデバイスは、スポーツ、健康管理、医療、見守り、作業効率化、エンタテインメントなど様々な用途への展開が始まっていますが、充電や電池交換の手間が普及の障害となっています。
エネルギーハーベスティング技術の活用によってウェアラブルデバイスの無給電化が実現すれば、上記用途を始め、人間以外へのウェアラブルデバイス適用などによる、新たな産業の創出が期待されます。
 本講演では、ウェアラブルデバイスの電源技術を俯瞰した後、ウェアラブル向けのエネルギーハーベスティング技術の現状と研究開発動向を紹介します。

1. エネルギーハーベスティングとは

2. ウェアラブルデバイスの電源オプション
 2.1 配線
 2.2 一次電池
 2.3 二次電池
 2.4 無線電力伝送
 2.5 ウェアラブル環境での発電可能性

3. ウェアラブルデバイス向けエネルギーハーベスティング技術の動向
 3.1 太陽電池
 3.2 RFハーベスティング
 3.3 力学的エネルギーからの発電
 3.4 温度差からの発電
 3.5 バイオ発電

4. 国内外の取組例
 4.1 Energy Harvesting Network
 4.2 MANPOWER
 4.3 ASSIST
 4.4 JST A-STEP 戦略テーマ重点タイプ
   「IOT、ウェアラブル・デバイスのための環境発電の実現化技術の創成」



【第2部】 塗布型フレキシブル熱電変換素子の作製技術とウェアラブルデバイスへの適用
                                       荒木 圭一 氏 / (株)KRI  [12:25~13:40]


 この数年、有機材料など、ウェットプロセスに対応した材料を用いたフレキシブル熱電変換素子の報告が増加しています。
 本セミナーでは、最近のフレキシブル熱電変換素子の研究開発の状況に加え、私自身が行っている、ナノ粒子材料を用いたフレキシブル熱電変換素子についても紹介する予定です。

1. フレキシブル熱電変換素子
 1.1 フレキシブル熱電変換素子とは
 1.2 フレキシブル熱電変換素子の用途
 1.3 薄膜の作製方法
  1.3.1 気相法
  1.3.2 液相法
  1.3.3 液相法(電気化学的手法)
 1.4 液相法に用いられる主な材料
  1.4.1 有機系材料(PEDOT:PSS他)
  1.4.2 カーボン系材料(CNT他)
  1.4.3 ナノ粒子系材料(Bi系 他)

2. ナノ粒子熱電変換材料の開発
 2.1 ナノ粒子材料のメリット
 2.2 ナノ粒子材料
  2.1.1 Bi系熱電変換材料のナノ粒子化
  2.1.2 その他のナノ粒子材料
 2.3 ナノ粒子の分散とインク化
 2.4 製膜方法
  2.4.1 フレキシブル基材への塗布
  2.4.2 カレンダ処理

3. フレキシブル熱電変換素子の設計
 3.1 フレキシブル熱電変換素子の構造
 3.2 おもな構造の例
 3.3 課題



【第3部】 ペロブスカイト発光電素子の特徴とウェアラブルデバイスへの適用
                                       池上 和志 氏 / 桐蔭横浜大学 准教授  [13:50~15:05]


 ペロブスカイト太陽電池は、印刷方式で製造可能である高効率太陽電池として注目をあつめている。2009年にはじめて論文で発表されたペロブスカイト太陽電池は、2012年に変換効率10%が報告され、最近では、20%を超える変換効率も報告されている。実用化に向けては、ロール・ツー・ロールの印刷方式を目指した工程開発も重要である。我々の研究室では、プラスチックフィルム上に150度以下の処理温度のみで、軽量フレキシブルなペロブスカイト太陽電池において変換効率13%を達成している。
 本講演では、プラスチックフィルムを用いたペロブスカイト太陽電池の開発動向について解説するとともに、ペロブスカイトを光受光素子としたセンサー開発、宇宙放射線への耐久性試験など、最新のデータも含めて紹介する。

1. 色素増感太陽電池からペロブスカイト太陽電池へ
 1.1 ペロブスカイト関連化合物と太陽電池
 1.2 ペロブスカイト太陽電池は色素増感太陽電池の色素から

2. なぜペロブスカイト化合物が選ばれたか
 2.1 ペロブスカイト太陽電池の材料特性、構造とプロセス技術
 2.2 有機無機ペロブスカイト結晶電導材料

3. ペロブスカイト太陽電池の歴史
 3.1 固体型ペロブスカイト太陽電池の開発
 3.2 ETA太陽電池とペロブスカイト太陽電池
 3.3 高効率化に向けた層構成制御

4. ペロブスカイト太陽電池の位置づけ
 4.1 溶液塗布により製膜できる半導体フィルム

5. プラスチックフィルムペロブスカイト太陽電池
 5.1 低温製膜酸化チタン半導体の開発と、ペロブスカイトの製膜
 5.2 軽量・フレキシブル製を活かす用途

6. ペロブスカイト太陽電池の産業展開
 6.1 耐久性向上への課題
 6.2 光センサーへの応用
 6.3 宇宙利用への課題



【第4部】 小型燃料電池の薄型、軽量化とウェアラブルデバイスへの適用(仮題)
                                       小山 俊樹 氏 / 信州大学 教授  [15:15~16:30]





                                準 備 中