セミナー4/12 高分子材料のブリードアウト不良の発生メカニズムと対応策
高分子材料のブリードアウト不良の
発生メカニズムと対応策
PDFパンフレット(セミナー「高分子材料のブリードアウト不良の発生メカニズムと対応策」)
主 催
S&T出版株式会社
日 時 ・ 場 所
日時:2016年4月12日(火) 10:30~16:30
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)
→会場へのアクセス
受 講 料 (税込)
49,800円 Eメール案内会員価格 47,300円 ※昼食・資料代を含む
<1名様分の受講料で2名様まで受講できます>
※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
※2名様ご参加は2名様分の参加申込が必要です。ご連絡なく2名様のご参加はできません。
※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。
Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。
→複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。
講 師
小林 豊 氏 / (株)プライムポリマー 自動車材研究所 所長付
【略歴】
1985年 出光興産入社
2005年 プライムポリマー出向
この間2009-2013年 米国Advanced Composites, Inc.出向
趣 旨
実務において高分子材料のブリードアウト不良が発生した時に、どのように分析して原因を特定するのか。 根本となる原因とたどりつき、解決策を考える道筋を、実例と原理に沿って分かりやすく説明します。
受講に必要な知識
プラスチック製品の開発や、成形加工に従事している技術者、あるいは、プラスチック製品を使用してブリード不良で困っている技術者を対象としています。技術的な予備知識は必要ありません。
本セミナーで得られる知識
一見複雑にみえる現象を整理して、基本的な原理と対策が分かるようにします。
プログラム詳細
1. ブリードアウト不良の現象と基本原理
1-1 ブリードアウト不良とは何か
1-2 ブリードアウト不良と類似した現象(包装材から食品への添加剤の移行、フォギングなど)
1-3 ブリードアウト不良の感覚的な説明(高分子材料の特性、添加剤)
1-4 基本原理の科学的な説明(拡散、溶解度)
2. ブリードアウトと関係する添加剤
2-1 定性的な分析
2-2 定量的な分析
2-3 なぜ添加剤を使わなければならないのか(劣化防止、機能性の付与)
2-4 添加剤の拡散と溶解
3. ブリードアウトと成形加工
3-1 プラスチックの構造
3-2 成形加工による構造の変化
3-3 成形加工によるブリード性の変化
4. 総合的な対策
4-1 製品の機能のために添加剤を使わなければならないとき
4-2 意図しないブリードアウトに対して
4-3 応用問題: 接触に伴う添加剤などの移行