シェールガス・オイルの採掘には、ドリルを用いて地中に井戸を掘る際に化学物質などを含んだ水を使用する。さらに水平に掘削する際にもフラクチャリング流体と呼ばれる化学品入りの水を使っている。
採掘に必要な化学物質は“ドリリングケミカル”と呼ばれ、市況が一挙に数十倍にする動きも出てきた。現在の化学品は数十種類にも及び、注目を浴びている。
シェールガス革命に見られるように、より高度で低コストの掘削・坑井技術が今後の石油・天然ガス開発の鍵を握っている。本セミナーでは掘削・坑井用ケミカル素材をテーマに化学産業の新天地に迫っていく。
主催:(有)シーエムシー・リサーチ
日時・場所
日時:2013年9月10日(火) 13:00~17:00
会場:中央大学駿河台記念館 3F 360会議室 (〒101-8324東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
受講料
29,400円(税込) *資料代含む
プログラム詳細
13:00~14:10
1. 掘削・坑井仕上用ケミカル
講 師 三菱商事石油開発(株) 藤木信裕 先生
1.石油ガス井掘削・仕上げ
2.掘削・坑井仕上げケミカルについての概説
3.掘削・坑井仕上げケミカルの具体例
4.コスト感覚
5.問題点と対応策
6.将来的な方向性
7.ケミカル・データベースの紹介
14:20~15:30
2.シェールガス・オイル坑井の掘削技術
講 師 東京大学 長縄成実 先生
1.石油・天然ガス掘削の特徴
2.ロータリー掘削法の基礎
3.傾斜・水平坑井掘削技術
4.坑井仕上げ
5.水圧破砕法
6.シェールガス・オイル掘削技術
15:40~16:50
3.シェールガス・オイル掘削用途で注目される
生分解性樹脂ポリグリコール酸(PGA)の開発
(Part 2)
講 師 株式会社クレハ PGA部 鈴木賢一 先生
1.生分解性樹脂の概説
2.ポリグリコール酸(PGA)の開発
3.PGAの特徴
4.PGAのシェールガス・オイル掘削用途への適用
※ プログラム充実のため内容が変更になることもあります。
CMCセミナー・ニューエネルギーシリーズ
第6回 2013年9月26日(木)
シェールガス・オイルから化学品を生産するための触媒技術
第7回 2013年10月2日(水)
シェールガス・オイル採掘現場の汚染水処理技術