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第1回事業化プロデューサー養成のための「M2M/IoTビジネス実践講座」(セミナ7/1-2)


終了しました



モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)  M2M/IoT委員会主催

第1回事業化プロデューサー養成のための
「M2M/IoTビジネス実践講座」

~30事例を読み解いてわかった初挑戦からでも成果を出す方法~
ビジネスモデル設計編 業務マネジメント編 開発実習編




事務局 株式会社新社会システム総合研究所


申込用紙・パンフレットPDF (セミナー「第1回事業化プロデューサー養成のための「M2M/IoTビジネス実践講座」」)



 日 時 ・ 場 所


日時:2015年7月1日(水) 10:00~17:00(17:00~18:00 懇親会)
         7月2日(木) 10:00~17:00
会場:SSK セミナールーム 東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F 03-5532-8850

    →会場へのアクセス

 受 講 料


<どちらか1日のみ受講の場合>1名につき 42,410円(税込)
<2日間ともにお申込み>1名につき 73,440円(税込)
※2日間お申込の場合は、講座毎に受講者変更も可能です。

【定員】
7月2日開発実習編のみ30名(最少催行人数:両日合計20名)

 講 師


MCPC モバイルM2M委員会(現M2M/IoT委員会) 副委員長 菰岡 真人 氏

【プロフィール】
1987年4月国際電信電話株式会社(現KDDI株式会社)入社
1998年2月まで主に国際系伝送システムの開発に従事
1998年3月より法人向けソリューションのSE
(企業ネットワーク、データセンター、携帯電話BREWアプリなど)
2006年10月より現在まで法人向けM2MソリューションのSE
2012年3月よりMCPCのモバイルM2Mワーキンググループ
(現M2M/IoT委員会)に参加
2013年4月よりMCPCモバイルM2M委員会
(現M2M/IoT委員会)副委員長

MCPC モバイルM2M委員会(現M2M/IoT委員会) 顧問 入鹿山 剛堂 氏

【プロフィール】
1988年 日本初の本格的グループウェア「LANWORLD」を独自に開発。累計2000社に導入される
1991年 日本で最初のモバイル・コンピューティング(モバイル・グループウエア)を開発
1999年 NTT移動通信網(株)(元NTTドコモ)入社
2001年 大ヒットのPDA「シグマリオン」を企画・開発
2003年 世界初のスマートウォッチ「WRISTOMO」を企画・開発
2013年 NTTドコモ退職
2014年 (株)いるか山未来創造研究所設立

 本講座をお勧めする理由


 M2M/IoTビジネス実践講座は、これからM2M/IoTビジネスを始めることをお考えの企業経営者・企画担当者・開発担当者・プロジェクトリーダーの方向けに、「初めてのM2M/IoTビジネスのチャレンジ」であっても、スムーズに立ち上げができることを目的としたトータル支援セミナーです。企画からサービス開始までの全課題を網羅し、各々のフェーズでの検討ポイントと解決への道筋を明らかにします。
 本講座で皆様にお伝えするノウハウは、MCPCがこれまでに集積した30事例にも及ぶM2Mの導入・運営事例を基盤にしています。
 本講座の開設にあたり改めて一つ一つのビジネスモデルを分析、体系化を行いました。そこから見えてきた「M2M/IoTビジネス」のサービスの作り方、収益の生み出し方のノウハウは、皆様の計画を一歩前に進めるうえで必ずやお役に立つものと考えます。
 本講座は、ビジネスモデル編・業務マネジメント編・開発実習編の3篇で構成、M2M/IoTビジネス実現のあらゆるフェーズにお応えします。

 受講をお勧めする方


1. M2M/IoTビジネスの企画検討する企画担当者、具体的な導入で困っている企業関係者
2. M2M/IoTのビジネスモデルや動向に興味を持つ経営者
3. M2M/IoT機器やシステムを初めて開発する担当者、M2Mプロトタイプの作ってみたい方
4. M2M/IoTのパートナーを探している企業関係者
5. M2M/IoTの現場のノウハウを吸収したい方、過去のM2M事例がどうなっているか知りたい方

 プログラム詳細


7月1日(水)

Ⅰ.ビジネスモデル設計編  【10:00~15:00】

M2M/IoTビジネスって、どこから手をつければ良いのだろう?
「サービスとお金」の設計法がわかると貴方のビジネスモデルが見えてきます。

 ビジネスモデルの策定はM2M/IoTビジネス立ち上げの一番難しい部分です。これまでは各社が試行錯誤しながら策定し、成功するかどうか確信の持てない状態でチャレンジしていました。MCPCは、成功事例を分析することで、どのようなことがM2M/IoTビジネスの必須条件であるかを傾向としてあぶりだしています。
 本講座を受講いただくことで、見落としていた課題や検討が足りない部分、補強すべき部分をあらかじめ把握することができますので、企画段階でより深い検討ができ、成功の可能性が高まります。また、ビジネスモデル編の最後に、東京大学稲田修一特任教授(元総務省大臣官房審議官)にこの講座のために特別に講演いただいたビデオをご覧いただきます。

1. ターゲット市場の選定と開拓方法
2. 製品・サービスとお金の流れ、通信の見えない化とは?
3. M2M/IoTビジネスのユーザ価値、事業主体者価値を分析する
4. 経営層が理解すべきこと、経営層に理解してもらうことは何か?
5. 「M2M/IoT活用とイノベーション」
  ※東京大学稲田修一特任教授特別講演ビデオ

【こんな課題・要望をお持ちの方にお奨めです】
1. M2M/IoTビジネスのお金の流れがよくわからない
2. 考えているM2M/IoTサービスの市場価値を知りたい
3. M2M/IoTビジネスをはじめるメリットがわからない
4. 収支モデルを計算したいが、コスト要素がわからない
5. 経営層を説得するための材料を探している

Ⅱ.業務マネージメント編  【15:00~17:00】

知らないと大損も!企画から開発までをスムーズに運ぶ業務フローとは?
M2M/IoTビジネスの立上げに必要な業務を現場視点で解説します。

 M2M/IoTビジネスの課題のひとつに業務の広さがあります。業務が広い理由としてM2M/IoTビジネスは、そもそももの売り要素とサービス売り要素の両方が備わっているからといえます。例えば、ベンチャー企業の場合、業務の全体像や発生する業務コストを過少に見込んでビジネスをスタートし、想定以上にかかった業務コストを回収できずに困ってしまうケースも散見されます。特に現場設置のコストやユーザサポートコスト等が見落としがちです。また、大企業であっても、これまでの自社の業務領域以外の部分が、導入障壁となることがよくあります。例えば、本業がメーカで、売り切りのビジネスをしている場合、月々のサービス料金を請求するスキームがないといったことです。またM2M/IoT独特の業務(特に通信会社との通信モジュール/SIMや回線契約の流れ)もあり、スムーズに業務が回るようあらかじめ業務フローの中に取り込んでいく必要があります。また一部には製品開発への影響があるところがあり、手遅れとならないようあらかじめ要望として開発側にインプットしておく必要があります。
 業務編は、このように多岐にわたるM2M/IoT業務の検討漏れをなくし、必要に応じてアウトソースを組み入れることなどによって、スムーズにサービスを開始できることを目的としています。

1. 通信方式の選択
2. 通信モジュールとSIM
3. M2M/IoT回線の回線開通と課金タイミング
4. M2M/IoT業務の全容と注意点
5. パートナーマッチング

【こんな課題・要望をお持ちの方にお奨めです】
1. どのような通信方式を選んだらよいかよくわからない
2. 通信モジュールの回線開通や課金タイミングをうまく調整したい
3. M2M/IoTビジネスを立ち上げるにあたって業務コストを算出したい
4. M2M/IoTビジネスを立ち上げるための業務フローを具体的に検討したい
5. 業務のアウトソース先を探している


<懇親会>  【17:00~18:00】


7月2日(木)

Ⅲ.開発実習編(基礎)  【10:00~12:00】

サービス開始後に思わぬトラブルが!
開発段階で対処できる「トラブル防止のポイント」を修得します。

 M2M/IoT機器のハードウェアおよびソフトウェアを開発には、これまで技術者が得意としてきた業界特有の専門ノウハウをベースに、無線通信や通信モジュールの組込み実装技術を習得し、開発する必要があります。技術者にとって無線通信の実装が初めての場合、通信が常に安定しているという前提で開発してしまうことがよくあり、これによりトラブルが発生することがあります。
特に開発時、製造時点では、制限された評価環境で試験するため問題に気付かずに市場に投入し、運用開始してからトラブルが発生したような場合には、問題が長期化し、さらに改修のためのコストも増大し、ユーザ、事業主体者双方の被害は甚大となります。
これらを未然に防ぐことを目的とし、無線通信機能を実装する上で、陥りがちなトラブルを、事例を交えて紹介し回避策についても説明します。

1. 通信モジュールとは
2. 通信シーケンスと通信パケット量の計算方法
3. M2M/IoT機器開発と設計時の注意点、各種実装テクニック
4. M2M/IoT機器に対する法的対応

【こんな課題・要望をお持ちの方にお奨めです】
1. M2M/IoT機器の開発を初めて担当するが、開発ノウハウを知りたい
2. M2M/IoTでこれまで問題となった事例と対処方法を知りたい
3. モバイル通信における正常シーケンスのみならず準正常のシーケンスの実装ノウハウを知りたい
4. 開発したM2M/IoT製品を市場に出す前に問題がないかチェックしたい

Ⅲ.開発実習編(実習)  【13:00~17:00】

短期間で早くM2M機器のプロトタイプを開発しよう!
本開発前の動作確認、マーケティングやデモンストレーションで使えます。

 一般的にM2M/IoT機器やシステムを一から開発するには、開発コストが相当数かかります。一方プロトタイプの開発はあまりお金を掛けられないケースが多いため、M2M/IoT機器やサーバの開発工数を軽減する手法について実習を交えながら紹介します。
 実習では、コンピューターの教育機材としてよく用いられるRaspberry Piへ幾つかのセンサー機器を接続し、Pythonという言語を用いたアプリケーションでデータの収集や可視化、リモートからの制御処理を体験いただきます。
アプリケーション処理の大半はM2Mプラットフォームソフトウェアで行うため、簡易にプログラミングやカスタマイズいただけます。またMQTTという軽量プロトコルを用いたリアルタイム性の高いデモシステムもご用意しております。
これをご覧になればM2M/IoTの大きな可能性を感じていただけるのではないでしょうか。
なお実習は、技術者でないため概要だけを知りたい受講者向けの「デモ体験コース」、開発方法の詳細を学びたい受講者向けの「設計者コース」のどちらかをご指定いただきます。実習で使用した機材の一部はお持ち帰りできます(一部機材はオプションで割引販売致します)。

【デモ体験コース】
1. 全体説明
2. セットアップ(ケーブル接続)
3. センサーデータ収集実験(上りデータ)
4. LED制御実験(下りデータ)
5. お楽しみデモ

【設計者コース】
1. 全体説明
2. 技術講習(Pythonサンプルプログラム解説)
 ・センサーデータ収集プログラム
 ・LED制御プログラム
3. 演習

【こんな課題・要望をお持ちの方にお奨めです】
1. M2M/IoT機器の本格的開発の前に期待通りの動作ができるかどうか短期間で簡単に確認したい
2. M2M/IoT機器の設計製造ノウハウはないが、プロトタイプは自社で作りたい
3. マーケットを確認するため、小規模で実験したい
4. 経営層を納得させる手段として、動くものでデモンストレーションしたい

【受講上の注意】
実習編は、デモ体験コースと設計者コースの選択は申し込み時にご指定ください。
コースによって終了時間が異なります。

[デモ体験コース]を受講される方へ
インターネットにアクセスできるスマホやタブレットをご持参いただけますとより理解が深まります。スキルセットの指定はありません。

[設計者コース]を受講される方へ
以下のスペックのモバイルPCをご持参いただく必要があります。
 -OSはWindows7または8であること
 -LANケーブルコネクタ付きであること
 -TeraTermソフトがインストール済みであること
 -標準ブラウザを搭載しインターネット接続が可能であること
 ※インターネット接続はクラウドサーバ閲覧するため必要となります。スマホやタブレット等の別機器でも構いません。
 ※社用PC等でセキュリティ上インストールや諸機能が制限されているPCの場合は、実習で使用できないケースがありますので十分ご注意ください。

その他望ましいスキル
 -Linux初級レベルのコマンド操作
 -Pythonプログラミング知識