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ベンゾオキサジン系耐熱性ネットワークポリマーの研究開発の現状と将来展望 (3/1セミナー)
セミナー3/1 ベンゾオキサジン系耐熱性ネットワークポリマーの研究開発の現状と将来展望


終了しました




ベンゾオキサジン系耐熱性ネットワークポリマーの
研究開発の現状と将来展望


~アロイ化による耐熱性ネットワークポリマーの特性向上技術~



PDFパンフレット(セミナー「ベンゾオキサジン系耐熱性ネットワークポリマーの研究開発の現状と将来展望」)



 主 催


S&T出版株式会社

 日 時 ・ 場 所


日時:2016年3月1日(火) 10:30~16:30  当初の日程(2月24日)から左記日程に変更となりました。
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)

      →会場へのアクセス

 受 講 料 (税込)


49,800円   Eメール案内会員価格 47,300円  ※昼食・資料代を含む

  <1名様分の受講料で2名様まで受講できます>
  ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
  ※2名様ご参加は2名様分の参加申込が必要です。ご連絡なく2名様のご参加はできません。
  ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。

  Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。

  →複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。

 講 師


古川 信之 氏 / 佐世保工業高等専門学校 物質工学科 教授(地域共同テクノセンター長)

【略歴】
1982年3月 京都大学大学院工学研究科合成化学専攻(修士課程)修了
1982年4月 新日鐵化学㈱入社(現 新日鉄住金化学㈱)
1999年4月 京都工芸繊維大学大学院機能科学専攻(博士後期課程)修了
2005年3月 新日鐵化学㈱退職
2005年4月 佐世保工業高等専門学校物質工学科

【受賞歴】
1997年 日本接着学会 論文賞
1998年 日本接着学会 技術賞

【研究業務歴】
1982年~2005年 新日鐵化学(株) 技術研究所、総合研究所
・コールタール塩基成分の分離精製プロセス、イソキノリン誘導体の電解フッ素化技術開発
・機能性芳香族ポリイミド、ポリ(イミド−シロキサン)および応用技術の開発(耐熱性フィルム接着剤)
・耐熱性ネットワークポリマー開発(ベンゾオキサジン)、機能性無機材料開発
2005年~至現在 佐世保工業高等専門学校物質工学科
・ベンゾオキサジン系ポリマーアロイの開発と応用、オリゴマー型ベンゾオキサジンの開発

 趣 旨


 近年、新しい熱硬化性樹脂として、ベンゾオキサジン系樹脂(以下BXZ)の開発が進められている。BXZは、熱により開環重合が進行し、ニ官能性であれば、架橋反応によりネットワーク構造を形成することが知られている。本講座では、様々なBXZの一次構造とその熱的特性、機械的特性等の関係、スペーサーと開環重合性の関係等を中心に解説する。
 フィルム材料として知られているポリイミド技術およびポリヒドロキシエーテル系ポリマー技術について紹介するとともに、フィルム化が可能なBXZ系ポリマーアロイ系材料技術についても紹介する。BXZとポリイミド(以下PI)との複合材料は、様々な組成でのアロイ化が可能で、強靭な複合フィルム材料となる。これらの複合組成と熱機械的特性の相関関係等についても解説する。
 また、芳香族系ポリヒドロキシエーテル類(以下PHE)はガスバリア性に優れた材料で、これらの複合材料は、フィルム化可能で、耐熱性、防湿性に優れた新規な耐熱性ポリマーアロイとなる。これらのポリマーとポリイミドの耐熱性複合材料についても紹介する。
 さらに、 “ベンゾオキサジン系樹脂“を中心とする新規材料の研究動向、また、ベンゾオキサジン系材料の実用化へ向けた応用技術開発等の開発動向についても紹介する。

 受講に必要な知識


高分子材料への興味があれば、特別な知識は必要なし。

 本セミナーで得られる知識


耐熱性に優れた新規な熱硬化性樹脂であるベンゾオキサジンの基本的特性を理解し、研究開発の現状を把握し、将来的可能性について知ることが出来る。

 プログラム詳細


1. ベンゾオキサジン系ネットワークポリマーの基礎
 1.1. ベンゾオキサジンとは何か?
 1.2. ベンゾオキサジンの合成法
 1.3. ベンゾオキサジンの熱反応性と硬化物の基本特性
  1.3.1. ベンゾオキサジンの構造と熱硬化特性
  1.3.2. ベンゾオキサジンの構造と耐熱特性

2. オリゴマー型ベンゾオキサジン
 2.1. オリゴマー型ベンゾオキサジンとは何か?
 2.2. オリゴマー型ベンゾオキサジンの合成法と熱硬化特性
 2.3. オリゴマー型ベンゾオキサジンの熱機械的特性

3. 耐熱性高分子の高機能化のためのポリマーアロイ
 3.1. ベンゾオキサジン/ポリイミド系ポリマーアロイ
  3.1.1. 熱可塑性ポリイミドの合成法と基本特性
  3.1.2. ベンゾオキサジン/ポリイミド系ポリマーアロイの熱硬化特性
  3.1.3. ベンゾオキサジン/ポリイミド系ポリマーアロイ組成と耐熱特性
  3.1.4. ベンゾオキサジン/ポリイミド系ポリマーアロイの接着特性
  3.1.5. その他のベンゾオキサジン系ポリマーアロイ
 3.2. ポリイミド/ポリヒドロキシエーテル系ポリマーアロイ
  3.2.1. ポリヒドロキシエーテルの合成法と基本特性
  3.2.2. ポリイミド/ポリヒドロキシエーテル系ポリマーアロイの作成法
  3.2.3. ポリイミド/ポリヒドロキシエーテル系ポリマーアロイ組成と耐熱特性
  3.2.4. ポリイミド/ポリヒドロキシエーテル系ポリマーアロイ組成と耐湿特性

4. ベンゾオキサジン系材料における最近の研究開発と将来展望
 4.1. 新規ベンゾオキサジンの開発動向(多官能ベンゾオキサジン等)
 4.2. ベンゾオキサジン系材料の応用例(実用例を含む)
 4.3. ベンゾオキサジン系材料の開発動向(特許を中心として)