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プラスチックの強度および成形特性を活かした製品設計とトラブル防止対策 (5/25セミナー)
ST160525 プラスチックの強度および成形特性を活かした製品設計とトラブル防止対策



終了しました




プラスチックの強度および成形特性を活かした
製品設計とトラブル防止対策




PDFパンフレット(セミナー「プラスチックの強度および成形特性を活かした製品設計とトラブル防止対策」)



 主 催


S&T出版株式会社

 日 時 ・ 場 所


日時:2016年5月25日(水) 10:30~16:30
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)

      →会場へのアクセス

 受 講 料 (税込)


49,800円   Eメール案内会員価格 47,300円  ※昼食・資料代を含む

  <1名様分の受講料で2名様まで受講できます>
  ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
  ※2名様ご参加は2名様分の参加申込が必要です。ご連絡なく2名様のご参加はできません。
  ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。

  Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。

  →複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。

 講 師


本間 精一 氏 / 本間技術士事務所 所長

【略歴等】
 1963年三菱江戸川化学(株)(現・三菱ガス化学(株))入社。ポリカーボネートの材料開発、応用研究、技術サービスなどを担当。その後に事業化したポリアセタール、変性PPEなどを含めた応用研究に従事。1994年に三菱エンジニアリングプラスチックス(株)に移籍、PBT、PAなどを含めた汎用エンプラに関する応用研究、技術企画、市場開発、品質保証などに従事。2001年に同社を退社後、本間技術士事務所を設立し、プラスチックの製品設計、成形加工、トラブル原因究明などの技術コンサルを行っている。

 趣 旨


 軽量化、設計の自由性、生産性などの特徴を活かして、プラスチックの応用範囲は拡大しているが、プラスチックの強度や成形特性をよく理解した上で使用しないと、思わぬトラブルに遭遇することがある。プラスチック化に当たっては次のことを踏まえて使用する必要がある。
 (1) 設計・成形に仕方によって製品物性は変化すること。
 (2) 使用条件(応力、時間、化学要因)、環境条件によっても変化すること。
 (3) 使用するプラスチックによっても特性が異なること。
 このような観点から、本講ではプラスチックの強度特性や設計・成形について述べた上で、強度トラブルの原因究明法と対策を解説する。

 受講に必要な知識


プラスチックに関する初歩的知識を有すると理解しやすい。

 本セミナーで得られる知識


プラスチック製品の強度に与える設計、成形要因について理解を深め、割れトラブルの原因究明と防止対策を立てることができる。

 プログラム詳細


1. プラスチックの基本特性
 1.1 分子量
 1.2 結晶性と非晶性
 1.3 転移温度
 1.4 応力緩和
 1.5 クリープ
 1.6 分子配向
 1.7 結晶特性
 1.8 分解特性

2. 実用特性
 2.1 応力亀裂
 2.2 耐衝撃性
 2.3 クリープ破壊
 2.4 耐疲労性
 2.5 耐熱性
 2.6 耐薬品性

3. 劣化と寿命
 3.1 熱劣化
 3.2 加水分解劣化
 3.3 紫外線劣化

4. 設計・成形の進め方
 4.1 成形品の設計
   (1) 肉厚
   (2) コーナアール
   (3) リブ、ボス
   (4) 抜き勾配
   (5) ゲート
 4.2 成形上の留意点
   (1) 成形時の分解(熱分解、加水分解)
   (2) 残留応力
   (3) ウェルドライン
   (4) 応力集中源
   (5) 再生材の使用
 4.3 強度設計
   (1) 強度設計の留意点
   (2) 許容応力
   (3) 設計例

5. トラブルと原因究明、対策
 5.1 ストレスクラック
   (1) インサート金具周囲のクラック
   (2) ねじ締め付け部周囲のクラック
   (3) プレスフィットによるクラック
 5.2 ケミカルクラック
   (1) 塗装時のクラック
   (2) 接着時のクラック
   (3) 離型剤によるクラック
   (4) 切削油によるクラック
   (5) 可塑剤によるクラック
 5.3 環境劣化
   (1) 熱劣化トラブル
   (2) 加水分解劣化トラブル
   (3) 紫外線劣化トラブル