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ポリマーアロイの設計・制御技術と相容化剤の選定方法 (12/7セミナー)
セミナー12/7 ポリマーアロイの設計・制御技術と相容化剤の選定方法


終了しました

【関連セミナー】

ベンゾオキサジン系耐熱性ネットワークポリマーの研究開発の現状と将来展望


をご覧ください。




ポリマーアロイの設計・制御技術と
相容化剤の選定方法



PDFパンフレット(セミナー「ポリマーアロイの設計・制御技術と相容化剤の選定方法」)



 主 催


S&T出版株式会社

 日 時 ・ 場 所


日時:2015年12月7日(月) 13:00~16:30
会場:高橋ビルヂング(東宝土地(株)) 3F 会議室 (東京都千代田区神田神保町3-2)

      →会場へのアクセス

 受 講 料 (税込)


43,200円   Eメール案内会員価格 41,000円  ※資料代を含む

  <1名様分の受講料で2名様まで受講できます。>
  ※2名様ご参加は同一会社・法人からの同時申込に限ります。
  ※3名様以上のご参加は、追加1名様あたり10,800円OFFになります。

  Eメール案内登録をしていただいた方には、Eメール案内会員価格を適用いたします。

  →複数名同時申込はこちらの用紙(PDF)をご利用ください。

 講 師


今井 昭夫 氏 / 研究開発・技術提携・事業企画コンサルタント

【略歴】
1973年~ 住友化学㈱にて合成樹脂・ゴム材料の開発研究に従事
       同社 理事・石油化学品研究所長 兼 樹脂開発センター所長を経て、
2011年  日本エイアンドエル㈱代表取締役社長 兼 新製品開発グループ
       統括取締役に就任
2015年  同社退社、独自に高分子材料関連技術の指導、並びに 民間企業の研究開発運営・技術経営の指導・支援を主体とする
       コンサルタント業務を継続中。

【活動】
・高分子学会フェロー、日本化学会会員、米国化学会会員
・北海道大学大学院 工学研究院 非常勤講師
・日本ゴム協会 関西ゴム技術研修所 講師

 趣 旨


 高分子材料の改良・開発工業化において、異種高分子材料の混合・複合化は通常の手段となっている。1980年代以降各種のポリマーアロイが開発され、2010年代に入って新世代(第四世代)ポリマーアロイの実用化が始まっており、関連技術も広範囲に及び複雑化してきたため、新たにポリマーアロイの開発を担当する若手技術者にとっては、技術分野の全体像が見え難くなっている。本講座では、ポリマーアロイ設計の考え方の基礎から説き明かし、40年間余の技術進展の経過を辿りながら、現実的な相容化剤の選定・設計方法についても解説し、更に、将来に向けた資源材料に関わる技術課題にも触れることにより、現実の材料設計に役立つ知識と考え方を身につけることを目的とする。

 プログラム詳細


1. 混合について ― 混ぜる、混ざる、溶け合う

2. ポリマーブレンド/ポリマーアロイとは?・・・相溶性と相容性

3. ポリマーアロイのモルフォロジーとは?
  ①ミクロ分散とナノ分散、分散粒径を決定する要因
  ②ポリマーアロイ設計におけるトップダウン戦略とボトムアップ戦略
  ③樹脂の耐衝撃強度に対する分散粒径と粒径分布の影響
  ④ポリマーアロイのモルフォロジーの測定・観察
  ⑤ポリマーアロイのモルフォロジーと動的粘弾性の温度依存性

4. 相容化剤の種類と活用事例
  ①相容化の考え方と相容化剤の利用
  ②相容化の機構・・・分子論・熱力学的解析事例
  ③ゴム工業における相容化剤の利用例
  ③「最適」相容化剤の分子設計

5. リアクティブプロセッシング
  ①リアクティブプロセッシングの特徴
  ②リアクティブプロセッシングのプロセス解析
  ③耐衝撃強度/耐熱性/耐薬品性の同時改良樹脂材料の設計

6. ポリマーアロイ技術を応用した樹脂ゴム特性改良
  ①樹脂ゴム材料 表面外観特性の改良
  ②ブリード・ブルーム改良技術への応用

7. 最近のポリマーアロイ技術の動向と将来的技術課題
  ①高せん断によるナノモルフォロジーの制御
  ②植物由来樹脂への応用
  ③ナノレベルのモルフォロジー・物性粘弾性解析手法の進歩
  ④新規リアルブロック共重合体の合成技術の進歩

8. Q&A、個別案件のコンサルテーション